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堕落論,白痴 (まんがで読破)
 
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堕落論,白痴 (まんがで読破) [文庫]

坂口 安吾
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 文庫: 186ページ
  • 出版社: イースト・プレス (2007/11/1)
  • ISBN-10: 4872578686
  • ISBN-13: 978-4872578683
  • 発売日: 2007/11/1
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫|Amazonが確認した購入
大学生の時に「堕落論」を読みましたが、あの頃は「堕落せよ」という
フレーズだけがただただ印象的で、その後12年、坂口安吾って
「人間ダラダラ生きましょう」と言ってる人だ、だらしない人だと
思っていました。

が、こうやって改めて読んでみると(マンガだけど)、坂口安吾は
けしてだらしない人ではないということが分かります。戦前・戦中を
通して、人間はどう生きるべきかを考え続けた人なのですね、きっと。
白痴で描かれる人間のリアルさもおもしろいです。
相当に人間を見ている人なのでしょう。

12年前に私が坂口安吾に理解できず、共感もできず、深入りも
しなかったのは、彼の書く文章がかなり主観的・観念的・抽象的
だったからだと思うのです。1946年に発表された原作に対して
時代背景も分からなかったし。けれどもこのマンガでは、
坂口安吾の言いたいことが戦争を全然知らない私たちにも
具体的にイメージできるものになっています。

彼は、政治的な体制がどうであれ、自分の好きなこと、自分の
欲しいことを明確にして生きていくことの大切さを説いている
ように思いました。その反面で欲するままに生きることの害悪
も警告しているようです。
だったら、どう生きたらいいのだろう、と思いますが、それが
たぶん人間の核であり、本質かなと思います。

もう一回原作を読んでみたら、本質にたどり着けるかもしれません。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 如那傘如臼太 トップ500レビュアー
形式:文庫
私は悪い試みではないと思いました。

渋谷109の上を戦闘機が飛ぶ理由は理解できませんでしたが、
白痴の女を"実際に"描いて貰えたのは良かったですね。
文章の末端に書かれた小さい設定も、割かし忠実に再現して貰えました。

勿論原作にない部分の描き足しも見られましたが、
安吾観を土台から揺るがすような点は見つかりませんでした。
ファンがニヤニヤできる小ネタも仕込んであります。

然しながら、できれば未読の方には原作を先に読んで欲しいです。
『堕落論』も『白痴』も小品です。すぐ読めますから。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「堕落論」なんて現代人が読んでも共感できるわけがないです。
なぜ「堕落論」「白痴」が戦後の国民に衝撃を与えることができたのか?
それは当時の読者がまさに戦争の体験者だったからです。

本作では原作にはない戦時中の具体的なエピソードや安吾の他の随筆の要素を交えて、現代人にも非常にわかりやすく構成されています。
「堕落論」から同時収録の「白痴」への繋がりが見事で、制作担当者の努力に拍手を送りたい。
戦争を知らない世代のためにアレンジされたマンガ版「堕落論」。
おすすめです。
でも当時の戦争を知っている先輩達には当然原作がおすすめですが……。
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最近のカスタマーレビュー
漫画版で初めて坂口安吾氏を知りました
ですので、本来どれくらい坂口氏の思想が反映されたのかはわかりかねますので漫画版だけを読んだ者としてのレビュー をさせて頂きます。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: SEEK
安吾を分かりやすくもしているが、一方で誤解を生むことにもなるだろう
評論集である『堕落論』から始め、間に『白痴』を挿入、再び『堕落論』で締めるという構成は、... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: Gori
意欲は買いたいが、これは違うだろう・・・
全てが崩壊した焼け野原の日本で、歯切れ良く端的に「生きよ、堕ちよ」と斬り込んだ坂口安吾の堕落論が漫画に・・・と期待して読んだのですが、ちょっと手を加え過ぎた感があ... 続きを読む
投稿日: 2009/9/27 投稿者: おとこ汁
ちょっとひどい
「白痴」も「堕落論」も<読破>というような分量ではないのですが、それなりに安吾を愛好する者としては、どう漫画化したのか気になって買ってしまいました。「白痴」... 続きを読む
投稿日: 2008/7/9 投稿者: m.s
1946年にこんな作品をよく書いた!
まさに現代版の小林よしのりのような内容である。... 続きを読む
投稿日: 2008/6/23 投稿者: Pampers
負の財産
安吾がみれるはずもない2000年以降の政治、日本について、約2ページにわたりぶった切る!
というどう考えてもネタ的な本。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/14 投稿者: 拙文
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