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61 人中、55人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
与謝野氏の言う「堂々」とは?,
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レビュー対象商品: 堂々たる政治 (新潮新書) (新書)
あれだけ民主党を批判していた人が、自民党の比例復活議席を保持したまま 「堂々」と民主党政権入り。 ははあ、与謝野氏の言う「堂々」とは、 「厚かましい」「面の皮が厚い」というような、悪い意味だったのですね。 そりゃね、本当に日本国のために働こうとして あえて敵陣に飛び込んだのかもしれないですよ。 でもそれだったら、 議員辞職して自民党の比例議席を返上し、民間人として入閣すべきでしょう。 そういう、最低限の筋も通さずに、 議員の椅子に「堂々」しがみついているのでは、 高名な祖父母も天国で泣いておられるのではないでしょうか。
43 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
割り勘国家論,
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レビュー対象商品: 堂々たる政治 (新潮新書) (新書)
安倍内閣で官房長官を務めた著者が、半生を回顧しながら政策を語る。第1〜3章 小泉内閣、安倍内閣を、主に政局の観点から、その政治の本質を語る。 第4〜5章 自身の歩んできた道を振り返る。特に中曽根元首相からうけた影響が大きいとのこと。 第6章 割り勘国家論。国家とは巨大な割り勘組織で打ち出の小槌はどこにもないという意味。 第7章 霞ヶ関埋蔵金伝説と「上げ潮」路線。国家の蓄積している引当金で国債の穴埋め をすること、および経済成長のみに依存した財政改革の危険性を指摘する。 終章 医療、社会保障、年金等の問題についての暖かさと改革の両立を主張する。 全体を通じると、自己の意見を全面に押し出すものではないが、特に財政問題では、世論には 容易に迎合しない、という強い決意を感じる。 堂々たる政治とは、選挙目当てではない正論の政治という意味なのだろう。 政治家の本としては、やや軽めであるが、造語能力が光る。一読には値すると思う。
24 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
財政再建派、与謝野氏の著作。,
By あさがお "あさがお" (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 堂々たる政治 (新潮新書) (新書)
現経済財政担当大臣、与謝野氏の著作。いわゆる上げ潮派に批判的で、財政再建派の代表的人物。氏によると、上げ潮派は、2%程度のインフレ率を作るから4〜5%の名目成長率を達成できると考えているという。インフレ時の一番の被害者は、年金生活者になるという。増税しないというのは、一見弱者の見方のように見えるが、政策インフレによる財政再建は、高齢者狙い撃ちのステルス型増税による財政再建に他ならないとする。 (この点は、いわゆる経済成長論者の中川秀直氏は「増税しない」とは言っていないので、ここでの与謝野氏のとらえ方と少しずれるところもあるかもしれない。) いわゆる成長率論争については、旦那が重役になったときの年収を前提として借金計画をする主婦はどこにもいないのだから、成長率より金利が低いことを前提に財政再建計画を立てるべきでないと述べている。 国民については、国と自分を分けて考えがちなのではないか、と苦言を呈している。国は巨大な割り勘組織であるとし、例えば薬害被害者に救済策として国が費用を負担するということは、薬害で被害をこうむった方々を、皆で割り勘して支えることだという。国の借金は、国民の借金であるし、税負担という苦い薬を飲む前に、国民と国家は同じだということを理解して欲しいという。 外交官の子供としての生まれ、戦争体験、大学、社会人、中曽根さんの議員秘書、議員当選後など、いままでの人生についても語られている。この本の帯には、「耳障りなことを言う。それが私の仕事である。」とあるが、事実を隠し立てせず事実として伝えることが、本の基調にあると思う。専門的なことは書かれていないが、政策論調に関することは、過不足なく分かりやすい言葉で書かれている。この本からは、事実をありのままを伝えようとする姿勢が伝わってくる。
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