金融商品取引法の教科書としては、ベストな一冊だと思う。
山下友信・神田秀樹『金融商品取引法概説』(有斐閣)では難解すぎ、
黒沼悦郎『金融商品取引法入門(第3版)』(日本経済出版社)では簡単に書かれすぎているという中で、
まさに難易度的に中間の教科書であると思う。
初学者から院生、社会人まで使える一冊となっている。
独学では困難を極める金融商品取引法について、図や表、そして、キーワードを色分けしながら書かれており、
理解のための道筋を示す理想の教科書であるといえる。
より高度な解釈等を学ぶのであれば、他の資料等を読む必要があろう。
しかし、制度の理解や基礎知識を理解し習得するという意味においては、ベストな教科書である。