全ページフルカラーで大変よみやすい本でした
Macでの説明も少しありますが、ほぼWindowsマシン向けの内容です
デジカメで撮った写真をカンペキに印刷するための解説書のため
インクジェットプリンタでの出力の説明でなりたっているこの本は
DTPやデジタルイラストを描く方などには向かない内容かと思います
専門用語や詳細が羅列した本ではないので
キャリブレーションの入門書としてはとても読みやすかったです
プロユースの方には物足りない内容かも知れません
●chapter1 色が合わない理由を知る
何故モニタで表示された色と、プリンタで印刷された色が違ってしまうのか
というキャリブレーションの基礎の基礎についての説明
●chapter2 写真を扱う環境を整える
環境光(PCがある部屋の灯り=蛍光灯や外光等)についての説明
2ページだけですが3波長形・20W形直感蛍光灯カタログというページがあり
三菱/東芝/パナソニックといったメーカーごとの色の見え方比較がとても参考になります
モニタのスペックの重要性も説明があり、
モニタ選びのためのポイントなども解説してありました
●chapter3 パソコンとモニターを調整する
・モニタのチャートによる色調整と、カメラの露出計を利用した調整の説明
・ビデオカードでの微調整
・プリント見本と比較してプリンタの色の微調整
…を順に追って説明してあります
●chapter4 正しいプリント方法をマスターする
一番ページ数が多くさいてある内容です(プリンタで出力するのを目的とした本書の為だと思います
2010年後半時点でのオススメプリンタと、Photoshop・PhotoshopElementsでの設定の説明
プリンタに関してはエプソンとキャノンの印刷プロパティで説明がありました
●chapter5 キャリブレーションツールで本格カラーマネジメント
紹介してあるツールはエックスライトのi1 Pro、i1 Display2、Color Munki Photoを
特徴説明とさわり程度の説明
三菱製モニタの一部に付属する「EASYCOLOR! EXPERT」が一番細かく説明されています
●付録&ダウンロードチャートの使い方
簡易グレーチャート、カラーチャート、モニタの白と黒の再現確認のためのチャート、ガンマ確認用チャートの
4種類が印刷されたものが巻末にあります
切り取りミシン目などがないので、本誌からのとりはずしは若干手間です
2011年11月時点では、本誌記載のURLから上記チャートのDL可能でした