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城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)
 
 

城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫) [文庫]

志賀 直哉
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

明治四十五年から大正十五年に到る代表的短編を集める。「母の死と新しい母】「清兵衛と瓢箪】「正義派】「小僧の神様】「好人物の夫婦】等、直哉生涯で最も実り多かった時期の作品群。(藤枝静男/阿川弘之)

著者について

明治43年、東大国文学科中退と同時に、親友の武者小路実篤らと雑誌「白樺」を創刊。長篇に「暗夜行路」ほか。緊密な描写による中短篇作品群は、近代日本文学史上評価が高い。昭和46年没。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 197ページ
  • 出版社: 角川書店; 改版 (1954/03)
  • ISBN-10: 404103003X
  • ISBN-13: 978-4041030035
  • 発売日: 1954/03
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 154,323位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
 城崎旅行を機に「城の崎にて」を再読するつもりで、新潮文庫より薄い角川文庫版を鞄に入れ出発。行き帰りのバスの中で他の作品も通読。

 確かに「城の崎にて」は名作だと思ったし、実際に舞台となった温泉地、宿を訪れてみて、作品の持つ雰囲気がますます良く分かって良かった。が、問題は他の収録作である。「母の死と新しい母」「清兵衛と瓢箪」「正義派」「小僧の神様」までは文句無く名作であろう。しかし、他の十編の選択については首をひねる。「網走まで」や「菜の花と小娘」、「十一月三日午後の事」など他に良い物が幾らもあるのに入っていないのである。後半部に収録されている諸作品を読んでいて「志賀直哉ってこんなに文章下手だったかしらん?」と思ったほどである。又、題材となっている浮気に関する夫婦間の精神的軋轢も気の滅入るもので志賀直哉流の清々しさに欠けるように感じた。

 又、巻末の注釈の付け方にも疑問が残った。どうでもいいような地名などの固有名詞を一々説明して、読者に理解しづらい古い言い回しや作者独特の当て字などには触れていない。
 初めて志賀直哉の短編を読もうという人は岩波、新潮(『清兵衛と瓢箪・網走まで』)、集英社の各文庫版の方がお薦めである。

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形式:文庫
志賀直哉氏の作品は、そもそも国語の教科書で知った。
作者が旅先で出会う、人よりも、「動物・小動物・虫たち」の生や死を、
作者の感情を交えながら綴るそのような短編が、現代社会で生活する者にとって、
ある種の忘れ去られた古き良き日本を思い出させてくれるような感慨も含めて、
読み進めるうちに独特な志賀直哉ワールドに引き込まれていきながら癒されていく。
そのような意味では、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)にも似ている。
アメリカナイズされた現代の日本人が、忘れてはいけない領域が志賀直哉の作品にはある。
「焚火」と「濠端の住まい」が良い。
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3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
沈着な視線 2006/9/14
形式:文庫
 電車に跳ね飛ばされた‘自分’は一人で城之崎温泉にやってくる。

脊椎カリエスになってしまったら致命傷だが、おそらく大丈夫のはず。

だが、用心のため三週間滞在する。

 死の危機を免れた主人公は、寂しさや静けさを蜂の死骸や、目の前の死にもがく鼠に感じる。そして偶然死んでしまったイモリ。

 大事故に遭いながらも、死なずにすんだ‘自分’は「偶然」生き延びただけだった。

 イモリと自分を重ね合わせて、「生と死は対極ではない」と思い知る。死と生は共に寂しさがある。

 この作品は、もともとは「いのち」というタイトルだったらしい。

「城の崎にて」として改めたのは大正六年のこと。

事実そのものの心境小説には変わりない。

 そのほかの小説は他の人が書いたレビューを参考に。

自分は「城の崎にて」以外は読んでないので・・・申し訳ない。
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