曲がったことが大嫌いな『坊ちゃん』の痛快な物語をオーディオブックでお楽しみください。また違った味わいがあります。
--このテキストは、 CD 版に関連付けられています。
文庫を手に街に出るように、手軽にオーディオブックを持ち運べないだろうか?
難しいパソコン操作をせずに、買ったらその場で開封。すぐに、繰り返し聴くことはできないだろうか?
そんな声にお応えして、開発されたのが"playwalk"です。
出張や旅行の飛行機や長距離列車などの移動に、散歩をしながら、フィットネスジムやウォーキングのお供に。
もちろん通勤通学や家事をしながらでも気になったオーディオブックを手軽にお聴きいただけます。
本商品には本体の他に乾電池、イヤホンが同梱されておりますので、買ったらその場で、繰り返し聴くことができます。 --このテキストは、 CD 版に関連付けられています。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
スカッとする作品です。,
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レビュー対象商品: [オーディオブックCD] 坊ちゃん (CD)
何度聞いても笑えます。100年前の作品にこれほど笑わせられるとは思っておりませんでした。このご時世にすっかり消えつつあった「痛快」という言葉を久々に思い出させてくれます。 内容については言わずもがな、なのですが、もちろん面白いし、古臭さは全くありません。 こういった人間関係や人間は当たり前のように今も存在しています。 CDでは、坊ちゃんの嘲笑の混じる皮肉な語り口調が本当に笑わせます。 ほか、何名かの登場人物の演じ分けが悉く素晴らしいです。 たった一人の朗読者がこれだけ作品を賑わせる、この技術が作品をより面白くさせていると思います。 すでに小説で作品を熟知している方、小説を少し読んだけどなんだか難しそうで途中で放棄してしまった方、名作なのでタイトルは知っているけど内容を知らない方、どの条件の方にも是非一度聞いて頂きたいCDです。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「私の個人主義」の具現作か,
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レビュー対象商品: 坊ちゃん (お風呂で読む文庫 1) (文庫)
本作は言うまでもなく、文豪漱石の代表作であり、国民的な人気を誇る小説である。漱石の松山での英語教師時代の体験を活かしたものとされる。一般には、江戸っ子であり無鉄砲であるが正義感が強く明朗快活な「坊ちゃん」が悪漢を懲らしめる痛快劇として解釈されている。登場人物を本名でなく「渾名」で呼ぶのも漱石の工夫であり、本作の特徴である。最近、小林信彦氏が「うらなり」という小説を上梓された(未読)。これを契機に本作を見直す動きもあるようである。私も、子供の頃読んだ時は気付かなかったが、改めて考えてみると「坊ちゃん」は作中ほとんど会話をしないのである。仲間の「山嵐」を含めてだ。自分の考えを他人に明かさない。明朗快活というイメージとは程遠い。心を許せるのは自分を幼い頃から見守ってくれる女中の「清」だけである。実は孤独の人なのである。 最後に「赤シャツ」を懲らしめる理由も、決して仲間意識や「うらなり」への同情からではなく、あくまで「坊ちゃん」の価値判断に基づいてのことなのだ。悪く言えば独善的である。 漱石は「私の個人主義」という概念を表明しているが、これはイギリス留学時代に味わった自身のノイローゼ体験とヨーロッパ流の当時の個人主義に影響されるところが大きかったように思う。本作はこの「個人主義」を四国のある中学を巡るドラマに託して描いたものに感じられる。 そして、女性の問題である。上述の通り、「坊ちゃん」が心を許す女性は「清」だけである。本作のヒロイン「マドンナ」に対する「坊ちゃん」の態度は曖昧だ。これは「三四郎」で主人公が結婚していくヒロインに対し「stray sheep ...」と呟くのに似ている。そして、この後も漱石の小説において女性の問題は、頭の痛いテーマであり続けたに違いない。 単純に痛快劇としても楽しめるし、深読みすれば切りがない。まさに国民的小説である。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
青春時代の友,
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レビュー対象商品: 坊ちゃん (旺文社名作まんがシリーズ (A2)) (単行本)
この本は今でも深く心に刻まれ、また最もお世話にもなった本でもあります。初めに読んだのは小学4年の頃でしたが、その時初めて本はこんなに面白いものなんだと子供ながらに実感したものです。大きな理由としてはやはり、坊ちゃんの無鉄砲さと破天荒な生き方、さらには彼を取り巻く周囲の面白おかしい人間模様に、素直にのめりこんでいけたからだと思います。さらに今になって振り返れば、彼の生き方に自然と共感を覚えることができ、その後の自分の考え方・目標といったものに大きな自信を得られたことが、深く印象に刻まれたもう一つの大きな理由ではないでしょうか。 それ以来、学校で作文の宿題が出れば必ずといってよいほど「坊ちゃん」を読み、こちらの面でも多分にお世話になりました。 自分の青春時代を彩り、また友として影響を与えてくれた私の一冊です。
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