やっと母と向き合い、心の整理をつけた薫が
新たな悩みに直面します。
進級でクラスが離れた薫と千太郎。そのことがきっかけで
薫の他に親しい友達のいなかった筈の千太郎に
新キャラが親しげに接近し、そのことで薫は大いに動揺し
嫉妬し、感情をぶつけます。
4巻に突入しても、話が恋愛のみに走らず
誰もが抱える友との距離に悩みを重点におき
共感を得ます。
友達の作り方、付き合い方に一種のトラウマを抱えている薫だからこそ
の見せ方にはなってますが、それでも
親友が離れるかもしれない一瞬に脅え
手を放されるくらいならと、自ら千太郎に決別の言葉を投げつける
薫の不器用さが上手に消化されていると思いました。
また恋愛面でも、前巻で律子に失恋をした薫が
一歩離れた所で律子と千太郎を見守る道を選択したことで
律子の気持に変化の現われてきているこの巻。
3人の恋に友情にますます目が離せません。