本職は弁護士という著者の映画評論。だいたいこういう2足のわらじを履いている人の書く本は面白くないものだが、この本は別格。
他にも映画評論の著作をたくさん書いている著者は、日本の映画も沢山見ているが、この中国映画評論も「こんなのまで見ているの?」とびっくりするほど盛りだくさんな内容。
墨攻、カンフーハッスル、セブン・スウオード、CEOといった有名どころから、クレイジー・ストーン、孔雀といったちょっとマニアックな作品や名前を聞いたことの無いような作品まで「よく、これだけ映画を見時間があるなあ。」と思えるほど沢山見ている。
内容も「そうそう、このシーンこうだった。」と思い出せるほど、細かいシーンの解説もきっちりあって、ちゃんと映画を見て書いている映画評論だということがわかる。(笑)
この本を見て初めて知った中国映画もあった。面白い中国映画を探している人にもお勧めの一冊。