持ってるマンガはたいてい他人に無理やり読ます私ですが、『地雷震』は例外です。見た目も味も匂いも食感もクセがあって嫌いな人は一生嫌い、ていうかこれ食べる人の人格疑う、感じの食べ物みたいな作品です。
前作からだいたい10年前後経過している日本が舞台です。いまのところ前作から引き続き登場するのは、ガキんちょ犯罪者の小池彩ちゃん、中原医師、新宿の情報屋?のおばあちゃんみたいな爺さん、主人公の飯田響也。彩ちゃん以外、容姿があんまり変わらないのはいかがなものかと思いますが。でも響也ちゃんがきれいだから気にしない。
ストーリーはまだ始まったばかりなので説明が難しい。前作では普通の人が犯罪に走る心理、あるいは世の中では狂気と思われる犯罪者の心理が意外に共感できるものだったり・・・と「人間の悪意」がテーマだったと思うのですが、『diablo』では「国家」が前面に出てきてます。そのせいか、話のスピード感は失われてます。
前作のあの、短編でスパッと終わる潔さが好きなかたはヤキモキすると思いますが、私は『地雷震』の何が好きって、まずは絵、次にストーリーなので、素直に「祝復活!」です。
でもずいぶん大きいテーマ出してきたなあ。ちょっと吉田秋生みたいだぞ?大丈夫か?とやや不安でもあります。