内容紹介
エッグテンペラ画家の宮坂健は、個展に向けて猛烈に描き続ける。個展が終わると、からっぽになる。そして、長い旅に出るのだ。バンコクからインド、トルコ、エジプト、アフリカ、そして中国。宮坂健はどこへ行っても自然体で、その土地にとけ込む。そして、渇いた眼差しで旅先の光景を見据え、脳裏に焼き付ける。ここに書かれているエッセイは、そのエッセンスのほんの一部。しかし、これを読めば、まぎれもなく旅に出たくなる。つまり、宮坂健の催眠術にかかってしまうのだ。
著者について
1949年、栃木県鹿沼市生まれ。古典画法エッグテンペラの画家。安井賞、日本青年画家展、浅井忠記念賞展等、日本橋三越等で個展。無所属。