地球白書2008-09は持続可能な経済を実現するために必要な革新に焦点をあてている。
20世紀の社会システムはかつてない「快適性」「利便性」をもたらし、世界総生産は1900年から2000年までに約18倍以上になった。人類の平均寿命は飛躍的に伸びた。
しかし、今日、20世紀の社会システムは破綻しつつある。世界の最富裕層500人の富は最貧困層4億1600万人とほぼ等しい。そして世界のおよそ半分(25億)は1日2ドル以下でその日を暮らす。市場原理は社会の絆をも侵食しアメリカ社会では4人に1人は親友と呼べる人を持たない。
私たち、21世紀を生きるものたちはどんな『社会』をつくるべきなのだろうか。
「今日、世界の距離がさらに短縮されるなか、市場経済学について評価し賞賛すべき点も多い。しかし、アインシュタインは、かつて、『問題を生み出したのと同じ発想では、その問題を解決することはできない』と述べた。この言葉を経済学の教室に、企業の役員室に、世界の政治家が集う議会場に掲げるべきではないだろうか」(クリストファー・フレイヴィン、ワールドウォッチ研究所所長)
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