内容紹介
本書「EARTH 地球大図鑑」はイギリスのDK社で発行されたものを、
京都大学総合博物館長・瀬戸口烈司氏の総監修の元、
日本語化したものです。原書はイギリスをはじめ、
アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、メキシコ、中国など世界24ヶ国で
出版され、世界中の人々から熱い支持を受けています。
<本書の特徴>
●人口増加、森林伐採など人間と地球環境に関する記事を多数掲載
●複雑な科学的現象をリアルなCGと共に専門家がわかりやすく解説
●噴火するエトナ山、ナイル川など地球上の魅惑に満ちた場所の数々を大迫力の写真で紹介
●充実した参照項目により、自然現象が相互につながりあうことが一目でわかる
●テーマ別にコラムが充実。著名な科学者や探検家の伝記、
専門的な解説、経済活動から見た環境など決して見飽きることがないボリューム
著者からのコメント
【地球大図鑑刊行に寄せて】
本書は私たちの住む世界――地球という惑星への讃歌を、
豊富な写真と専門家の知識に裏打ちされたテキストで歌い上げたものである。
幅広い読者層を対象としているが、
特に親子で一緒に読みながら学んでいただくことをねらいとしている。
本書は「惑星地球」「陸地」など、5つの大きなテーマに沿って構成されている。
テーマを象徴する美しい見開きの写真で始まる各セクションには、
ケーススタディーを多数掲載した。
読者が世界の地理を学べるよう、位置を示す地図と一定のデータおよび付属情報をつけ、
地域ごとに世界をめぐっていく形で紹介している。
また全編にそのページのテーマに関連するコラムを多数ちりばめ、
本文を引き立たせている。コラムで取り上げたのは、
地球について重要な発見をしたコペルニクスやアムンゼンといった科学者や探検家、
地球が人間に大きな影響を及ぼしている地震、火山噴火などの事象や、
人間が地表や大気に及ぼす地下の帯水層の枯渇や地盤沈下、
森林伐採の影響といった多岐にわたる内容である。
さらに岩石、山、砂漠、森林、氷河などのテーマでは有名な例を紹介するだけでなく、
読者にはなじみがないであろう例も多数取り上げ、
世界的な視野を網羅するよう努めている。
また、地球の様々な現象を動かしている基本的なエネルギー源についてや、
地球の物理的作用と生物学的作用との関連性などについても存分に触れている。
科学的論理に裏打ちされ、現代科学の諸問題を盛り込んだテキストばかりでなく、
毎ページを彩るすばらしい写真の数々も読者に喜ばれることと思う。
豊富な所蔵写真、質の高いテクニカルライター、出版の専門知識に、
スミソニアンの自然史専門家チームが才能を結集させた成果が本書である。
読者が知的好奇心をおおいに触発されながら、
目でも楽しんでくださるに違いない本書の表紙に名前を載せていただけたことを誇りに思う。
ジェームス・F・ルール(総編集)