すばらしい本です。
遠巻きに、パソコンの歴史と使い方、思考方法の整理、農業技術の歴史から、徐々に本論に入っていきます。
本論は、持続可能で豊かな農業のあるべき姿。次々に紹介される各地の農業技術とエピソード。
ここに紹介された農業が、近未来の人類を救う食糧生産方法なのだろう。
農業関連産業にかかわる身からすると過激な近未来像であるが、数十年先(?)石油の値段がさらに上がって、ジャブジャブに使うことができなくなった時には、いろんな産業が立ち行かなくなって、多くの人は自ら鍬を手にするしかなくなるのだろう。
結論は過激だが、考え方と手順は、常識的で抑制が効いている。
書いてある情報とエピソードも、おそらく信頼してよいだろうと思わせる説得力がある。