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地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)
 
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地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224) [文庫]

ブライアン W.オールディス , 伊藤 典夫
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 文庫: 335ページ
  • 出版社: 早川書房 (1977/1/28)
  • ISBN-10: 4150102244
  • ISBN-13: 978-4150102241
  • 発売日: 1977/1/28
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.0 アイディア満載 温室世界の冒険, 2001/9/21
By カスタマー
レビュー対象商品: 地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224) (文庫)
はるかな未来、地球の自転は止まり、永久に太陽に熱せられる部分と闇に閉ざされる部分に分かれた。太陽熱で温室となった地帯では、人類をはじめ動物は退化し、代わりに植物が奇妙な進化をとげて世界を支配する。この不思議な世界を旅する運命となった男の冒険。

種をまくところを探してうろつきまわる植物、月まで蔓を伸ばす植物、蟻をあやつる茸、火を武器にして投げつける植物など、作者の想像力が考え出したジャングルはなんとも猥雑なエネルギーに満ちています。

異形の生命体がはびこるさまは宮崎駿「風の谷のナウシカ」や椎名誠「水域」に似ています。しかしストーリー重視のそれらの作品と違い、アイディアとその描写に重きをおいているように感じました。

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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 大密林の世界, 2011/2/23
レビュー対象商品: 地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224) (文庫)
タイトルは忘れていたが、世界を覆う巨大な密林のイメージだけは、記憶のどこかに残っていた。
あの話はどんなだったかと思い、最近再読してみたが、これがとにかく面白い。

地球環境の大変動によって、植物が支配するようになった世界と、原始的な生活レベルにまで落ちながらも、その過酷な環境に生きる未来の人類。

個人的には、これだけでご飯3杯はいけそう…

しかし、単純な人類のサバイバルストーリーかと思いきや、物語は急転し、新たな進化を遂げる人類の姿を追うようになる。さらには、終末的な世界からの脱却という壮大な展開にまで進んでいくと、もう満腹です。

「地球の長い午後」というタイトルもとてもいい。
内容はかなりハードなのに、どこか優しさのあるのどかさを感じます。

とにかく見たことのない物語を求める方には、オススメです。
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31 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 人生の縮図, 2006/7/23
レビュー対象商品: 地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224) (文庫)
若い頃は、気が付かなかったが、今読むと、この物語は《人生の縮図》そのものだ、という気がしてくる。次から次へと訪れる、得体の知れぬ生物と、予期せぬ危機の連続。はっきり言って、これは人生そのものだ、という感じである。ラスト、主人公が言う「ここが家だ。危険は揺りかごさ。今まで覚えたことが、ぼくらを守ってくれる!」という台詞は、30を軽く越えた今だからこそ、本当に共感できます。単なる娯楽ではなく、本当の意味における《神話文学》の傑作だと思います。
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