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地球の緑の丘 (ハヤカワ文庫SF―未来史2)
 
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地球の緑の丘 (ハヤカワ文庫SF―未来史2) [文庫]

ロバート・A ハインライン , 矢野 徹
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

盲目の吟遊詩人ライスリングが歌う「地球の緑の丘」の調べは、宇宙を行くものすべての上に、せつせつたる望郷の念を呼び起こすのだった…人類の、緑なす地球への想いをあますことなく描ききり、名作の誉れ高い表題作はじめ、“月を売った男”デロス・D・ハリマンの後日譚「鎮魂曲」、事故のため高所恐怖症に陥った宇宙パイロットと可愛い子猫の物語「宇宙での試練」そして、スゴ腕の便利屋集団の活躍をユーモラスに描く「犬の散歩も引き受けます」など、宇宙に進出しはじめた人類の夢と輝望と冒険を、瑞々しいタッチで綴る、ハインライン中期の傑作中短篇11篇を収録!

登録情報

  • 文庫: 409ページ
  • 出版社: 早川書房 (1986/07)
  • ISBN-10: 4150106738
  • ISBN-13: 978-4150106737
  • 発売日: 1986/07
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 457,544位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「果てしない監視」・・・ 2012/2/6
形式:文庫|Amazon.co.jpで購入済み
やっぱり「果てしない監視」が一番面白いです。
軍のクーデターをジョニィ中佐が阻止するという物語ですが、後半にプルトニウムを吸引してジョニィが死を覚悟してからの描写が短編ながら泣けます。福島の3号機がプルサーマルを行っていたことを考えると、レスキュー隊や自衛隊が危険を冒してまで臨界状態を阻止しようとした任務と重なります。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 原点 2008/1/2
形式:文庫
復刊した未来史シリーズ。唯一もっていなかった本作を早速購入し読んでみた。 後にハインラインが書くことになる名作たちの基本設定はこの作品の時点で既に確立している。月では地底に潜って生活し、火星や金星では異星人たちと共に生活する。 人類が宇宙へ飛び出そうとする黎明期を舞台にしたこのシリ-ズ3冊はハインラインのその後の作品群の中の原点であり、また、原点である地球と地球外の結びつきを特に感じるシリーズでもある。「鎮魂曲」のハリマン氏のように、宇宙開発事業に全てを投げ打つ人々が現れ、「地球の緑の丘」のライスリング氏のような無鉄砲な面々が宇宙へ飛び出した後で、我々土豚どもがいつの日か宇宙へ足を踏み出す時が来たら、この作品のことを思い出すにちがいない。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 蘇冬
形式:文庫
ハインラインは強烈な作家である。その作品は多分、好悪がはっきり分かれるだろう。

ある者は彼を「ガチガチの保守派」「右翼的軍国主義者」と言う。

しかし、彼は自分の信じるものには徹底的にこだわるだけなのだ。

口先だけの言葉は信用しない。行動を以って彼自身を語らしめよ。

その初期の典型が「月を売った男」のD.D.ハリマンである。この作品の「鎮魂曲」の読後感はつらいものであった。

自分の信念を貫き、最後まで闘う男へのレクイエムだが、苦しさが胸に残った。

その次の「果てしない監視」も自己の信念を貫き、他者の為に自らが犠牲となる。

アメリカ人的正義と断定するのは簡単だが、彼は決してそれだけの作者ではない。

表題作「地球の緑の丘」にもライスリングを通じて、責任をとらない者は語るに値しないという信念を教えてくれている。
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