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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
正しい読み方は,
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レビュー対象商品: 地獄変 (マジカルホラー (5)) (コミック)
ある地獄絵師の語りで進んでいく物語。
自分の祖父、父、母、弟、妻、娘と息子について…。 地獄絵師の夢か現実か分からない状態で話は進んでいく。 この漫画は読後に作者、日野日出志の人生や家族構成を調べてみて欲しい。 (まずあとがきの日野日出志インタビューを読む事) するとどうだろう。ラストで決着がついた話がまた夢か現実か分からなくなってくる。 どこからどこまでが本当で作り話なんだ?そんな奇妙で心地よい混乱を与えてくれる漫画である。 (ぜひ「地獄の子守唄」も読んで欲しい)
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日野作品の最高傑作,
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レビュー対象商品: 地獄変 (マジカルホラー (5)) (コミック)
日野先生がかつて「親族に関する事実を心象風景として表現した」と語られた、自伝的作品です。もちろんそれは、そういう付随する部分も含め「作品」だという考えの基での発言ですが。「家族もの」は先生の柱で、ライフワークとも言えるものです。初出は1982年の描き下ろし。完成までに丸々一年間を要したそうです。短編代表作「地獄の子守唄」を極限までエスカレートさせたような内容で、異常なまでのテンションのラストが凄まじい。 本作の主人公は、作者の分身である「地獄絵師」です。彼は塩酸を飲み、自分の吐いた血を絵の具にして地獄絵を描き続けています。ヤクザで旅の博徒の祖父、息子を拷問し続けたサディストの母、死人を相手に飲み屋を営む妻、幼くして強い猟奇性を持つ息子と娘など、彼の家族もみな普通ではありません。 ヤクザに身を落としてはいるが元は唯一のまともな人間であり、子供の頃いつも兄を守ってくれた優しい弟も、襲撃されたあげくおぞましい一片の生ける肉塊と化してしまう。 自らの生い立ちや、このような異常な家族について、主人公の口から血塗られた告白が綴られてゆきます。 ひばり書房で発表されて以来、出版社を変えながらも何度も復刻され、長く読み継がれています。恐怖漫画の裏の帝王である作者が、持てる力の限りを注いで描き上げた日野漫画最高傑作。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
凄まじい負のエネルギー,
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レビュー対象商品: 地獄変 (マジカルホラー (5)) (コミック)
とにかく凄まじい負のエネルギーに圧倒される作品です。
凄すぎて笑ってしまいました。 スクリーントーンには頼らず細かな線とベタと余白で描かれる絵は迫力満載。 色々な作品を読んでますが日野日出志という人は 人が何故だか生理的嫌悪感を抱いたり、不気味、異質だと 感じてしまうものへの着眼点がピカイチです。 この作品だけでも挙げ出せばキリがないですが 例えば簡単な所で、1コマ目でわかる様に 登場人物の黒目の大きさが左右非対称です。 それだけで何だか異質な感じがします。 たまたまでは無くこういう所まで計算した上での描写だと思うので もはや感服です。 血肉、蛆虫、戦争、奇形、キチガ◯、腐敗臭etcこの世の負を極限まで濃縮した世界が 異常なテンションで襲いかかってくる、まさに地獄を味わえます。 ホラー漫画という枠を遥かに突き抜けた化け物の様な芸術品を手に取ってみては。
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