内容紹介
バブル期のとある総合商社を舞台に、理由なき殺戮をくりかえす警備員を描いた本格ホラー・ムービー。『CURE』(1997)や『カリスマ』(1999)などで国内外から注目を集め、『回路』(2001)でホラー映画では異例の第54回カンヌ映画祭国際批評家連盟賞受賞を遂げた黒沢清監督の“恐怖”の原点とも言うべき傑作です! 《STORY》バブル期のある総合商社。元学芸員の秋子(久野真紀子)は、この会社の新しく設けられた絵画買収部課に入社する。時をおなじくして、そこには元力士の富士丸(松重豊)が、警備員として雇われてくる。秋子に特別の感情を抱いているらしい彼は、ストーカー的行為で秋子を悩ませる。実は、富士丸には、力士時代に兄弟子とその愛人を惨殺しながらも、精神鑑定の結果、罪に問われなかったという過去が隠されていたのだ。再び警察に追われることになった富士丸。自分の時間が短いことを悟った彼は、殺人鬼としての本性をあらわしはじめる。危険から身を守ってくれる存在であるべき警備員が、理由なくつぎつぎと殺戮を繰り返す。やがて企業の高層ビルディングは殺人鬼の巣へと姿を変え……。
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『叫』の黒沢清監督が92年に製作した、バブル期のとある総合商社を舞台に、理由なき殺戮を繰り返す警備員の恐怖を描いたホラー。過去に殺人を犯しながら、精神鑑定で無罪となった富士丸。彼は商社の警備員として雇われるが、徐々に狂気を露にし始め…。