ここ数年で議会基本条例は一種の流行のようにその制定数を増やして来ています。しかし、中には流行に乗り遅れまいとして、とりあえず議会基本条例を制定すること自体を目的とした条例があることも事実です。議会基本条例はその制定がゴールではなく、議会改革のスタートラインに立つためのツールであることを忘れてはいけないと思います。また、その必要性についてもきちんと議論しなくてはいけません。
議会関係者の中には、既存の会議規則や委員会条例などを十分に使いこなせていないのにも関わらず、議会基本条例を制定する必要があるのかと疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。そのような方々にお勧めの一冊です。
また、後半には筆者が見聞きしたことをもとに議会運営の事例とその対処法について紹介されていますので、議事解説書としても使用できます。議会関係者には是非一読して欲しいです。