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地域社会圏モデル ――国家と個人のあいだを構想せよ (建築のちから)
 
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地域社会圏モデル ――国家と個人のあいだを構想せよ (建築のちから) [単行本(ソフトカバー)]

山本理顕 , 中村拓志 , 藤村龍至 , 長谷川豪 , 原広司 , 金子勝 , 東浩紀 , 大西正紀+田中元子/mosaki , 長島明夫
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「建築のちから」シリーズは、伊東豊雄、山本理顕、藤森照信の3人が建築が直面している問題をとらえ、建築の読み解き方と可能性を探るシリーズです。
「地域社会圏」構想とは、1つの住宅に1家族が住むというモデルが、現在の硬直した日本の運営システムをつくり、それがいまや大きく破綻していると考える山本理顕による問題提起。家族の枠を超え、400人のための住まい方を提案し、公と私を媒介する中間集団のあり方=新たな公共的空間とは何かを考える試みです。

この山本の問題提起に応え、若手建築家、中村拓志、藤村龍至、長谷川豪が、日本の農村、郊外、都心という3つの具体的なサイトで「地域社会圏モデル」を計画。現在の問題点をあぶり出しながら、建築的想像力をもって、生活やコミュニティの新たなビジョンを描いていきます。経済学者の金子勝、思想家の東浩紀、建築家の原広司との鼎談と伊東豊雄、山本理顕、藤森照信による講評会も収録。

内容(「BOOK」データベースより)

国家と個人のあいだを構想せよ。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 200ページ
  • 出版社: INAXo (2010/3/30)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4872751604
  • ISBN-13: 978-4872751604
  • 発売日: 2010/3/30
  • 商品パッケージの寸法: 22 x 15.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 102,302位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本(ソフトカバー)
ノスタルジーでもリメイクでもない現在進行形の計画論を提示している。また東日本大震災以後の現在にあって、新たな意味を獲得している。
震災復興に関する都市・建築計画に見られる計画の硬直化(例えば古びた都市計画の読み直しや日常生活から遊離したマスタープラン、規制の発想から脱することができない建築制限など)と対比すると、とても興味深く、多くの人の共感を得られる論点が提示されている。
本書のなかのそれぞれの提案は、モデルというより試論として読むと、述べられた論点の可能性を探ってみたくなる。試論に共通するのは建築を終点ではなく起点として捉え、建築後に地域−都市へと波及する影響をテーマにしていることであり、このことを現在で建築に取り組む多様な人々の共通理解とすることで、計画と現実との軋轢という無益な戦いが少しでも収束に向かうことを期待したい。
提案の自由さに対比して、デザインについてユートピアのような頼りない印象が残ってしまった点は、逆説的に多くの人に門戸を開く本書の戦略のひとつであるのかもしれない。
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By nk2010
形式:単行本(ソフトカバー)
「地域社会」って言うときに、私なんかがフツーに思い浮かべるのは、
・おばさんたちの井戸端会議
・東京の下町
・○丁目の自治会
・地元の商店街
・○○○○沿線地域のマンション物件
・農村や農家
…とか、様々ですが「昔ながらの」感じが共通します。

ところで、、この本は、
そういうのだけじゃなくて、もっともっと本当に住みたくなるような、「地域社会」を
「具体的なイメージ」や「経済的な実現方策」「実際の住み方」なんかも同時に考え、提案していこう!
と言っている本だと思います。
そして実際に提案化した、その具体案を「地域社会圏モデル」と呼んでいるようです。(単純に言い過ぎか、、すみません。)

■以下、もう少し具体的な内容について、ちゃんとレビューしてみます。

本書の中で「地域社会圏モデル」というものは3つ例示されており、見たことの無いような新しい「都市風景」や「居住のイメージ」がカラーページで織込まれています。
それら3つの提案モデルは、共通してだいたい400人程度の人口を抱えている共同体のイメージのようです。

また、実在の場所(新宿、ゆめが丘、三次etc)を想定敷地にしていて、
 新宿の都心風景に突如現われた「緑のお山」のような建築物や、
 中間山林の山の合間で木造の立体グリッドを中心に活動する共同体の姿、など、
先鋭的な具体イメージとともに表現されています。

で、、こう書くと、…そういう建築系の、「イメージ先行」の書籍って、「リアリティーを感じられない空想的な内容ばっかじゃない?」と思われる方が居るのではないかと思います。(地域を扱っている本書なんかは、「こんなところに住めんのかよっ!」、、て)
「そういう書籍」がどうのこうのは置いておいて、僕の見方では本書も一見そのように見えて、だが、実は逆にものすごくリアリティーが追求されているところが面白いところだと感じました。

読んでいて特にそう感じられたのは、第三者を交えた鼎談の部分でした。
(山本理顕氏を中心に、+各モデル提案者+鼎談ゲスト:原氏→建築家、東氏→思想家・小説家、金子氏→経済学者 =による鼎談)

これが、けっこう躊躇ない批評的発言も多くて、専門家による経済性や現実性についての発言、批評者自身の「ひとりの父親としての」考え方など、フツーに読んでて頷けるモノがありました。実際に使われている最先端のプラズマゴミ処理システムの話などもあり、専門外の人に対しても訴求力を感じさせる具体的な内容が多いと思います。

様々な専門家の意見が多く挟まれていることで、本書がひとつのイデオロギーを押し付けるような内容にならず、
都市に住むことの様々な可能性を想像させる興味深い著作に仕上がっているように思います。
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5つ星のうち 4.0 中くらいの心地よさ。。。 2012/7/7
形式:単行本(ソフトカバー)
「一住宅=一家族」を見直す、画期的な建築本です。

400人くらいのまとまりが、身体性を持った住環境になりそうです。

当たり前だと思っていることを見直すと、また新しい発見があることを気づかせてくれる一冊です。
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