太陽光発電と風力発電については取り上げられていません。その理由については冒頭で述べられています。
しかしなんと夢があって希望をもたせてくれるお話でしょう。2020年までに温室効果ガスの排出量を1990年比で25%削減する目標を国連で発表した首相の発言に俄然、現実感を感じるようになりました。食料自給率の向上目標をよく耳にしますが、本書はエネルギー自給率改善を提言する書と言えるのかもしれません。
最初の五章はテクニカルな面(小水力、波力・潮力、地熱、バイオマス)つまりこれまでの努力や成果についてであり、最終章は私達の古来からのエネルギーとの関係について語っています。この第六章は本書にとって本当に良い締めを与えています。本書を読み始めたけれどもやっぱり私はこういったトピックに興味ないかも、と思って途中で断念をしようと考えた方は次の順で読み進めれば良いかもしれません:1章→6章→2章…5章
模範的なブックレット構成と内容に仕上がっているとも思いました。