筆者と小生は1歳違い。
小生も国土地理院発行の5万分の1地形図を一時、買いまくった時代があったので懐かしい。
当時は地形図の基本が2万5千分の1に変わり、5万分の1はまだ墨版、3色、4色の3種類があった時代。2万5千分の1の発行が順次進められていた時代。航空測量に基づく等高線の美しさと同時に、墨版の手作り感が本当に懐かしかった。
あんな地形図はもうないですね。
で、この本で取り上げられている戦時改描の件。
岩波写真文庫にある「地図の知識」という本を見れば、職人芸であったことが分かります。
稚拙な改描は意図的であるにせよ、職工不足という側面がつよかったのではないでしょうか。
ペンに烏口なんて遠い昔。でも忘れてはいけない歴史の一コマです
この本を探しに出掛けたら、古今書院の雑誌「地理」がまだ健在であったのが驚きだったこと。そして
「地図を歩く(1974年)}「地図を歩く (1974年)}ともに堀淳一著、河出書房新社刊の2冊の本を思い出した。
もっと、この本も大上段にかぶっていないで、という感じかな。