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地団駄は島根で踏め (光文社新書) 新書 – 2009/3/17

23件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

語源現場主義にもとづいた“完全体感型・語源本”。ことばが生まれたといわれている土地に実際におもむいて、探偵気分で語源の謎を調査・推理・解決!?―。

著者について

わぐりたかし----放送作家・語源ハンター。1961年東京都生まれ。「日本フードジャーナリスト会議」代表。世界遺産から南極大陸までテレビマンとして地球を飛びまわってきたが、本書の企画で「日本語の旅」の面白さ、奥深さに目覚め、「語源ハンター」としてニッポン全国を旅行中。「おこがましい」「登竜門」「高嶺の花」など、海外への語源ハンティングも目論んでいる。座右の銘は「こつこつ」「急がば回れ」だが、実際は「チンタラ」「ごたごた」していて「らちがあかない」。

登録情報

  • 新書: 336ページ
  • 出版社: 光文社 (2009/3/17)
  • ISBN-10: 4334034985
  • ISBN-13: 978-4334034986
  • 発売日: 2009/3/17
  • 商品パッケージの寸法: 17.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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31 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 Y・Y 投稿日 2009/3/19
形式: 新書
さしずめ言葉の新日本紀行である。行動力がすごい。ある日は「地団駄を踏む」の語源を探して寝台特急サンライズ出雲に乗って島根に向かい、もののけ姫にも出てきた「たたら製鉄」でふいごの地踏鞴(じだたら)を踏んでみる。地団駄を踏む体験である。だが、ここで終わらない。さらに地元の人に語源に関連することを聞いて回るのだ。すると、話がまた展開していく。まるで、言葉のロードムービー、言葉のわらしべ長者である。その土地の人情の深さ、日本史的面白さが次々と出てくるのだ。「地団駄を踏む」も悔しがるのが普通の意味だが、地元では、まどろこしい、いらいらするという使われるんだとか。旅のパターンが読めてくると、読み終わるのが惜しくなる。鹿児島に「チンタラ」(焼酎に関係あり)、三重の関に「関の山」、「うだつが上がらない」で徳島、愛媛の「ひとりずもう」、山形「つつがない」なども面白い。旅の終わりに、語源に関係なく、その土地のお菓子やおみやげが必ず出てくるのも悪くない。
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18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 えむじぇい トップ500レビュアーVINE メンバー 投稿日 2009/3/28
形式: 新書
日常生活で常用的に使われていることばや慣用句的な表現の意外な語源を求めて現地を取材する旅本(たびぼん)である。
筆者は、自らを「語源ハンター」と名乗り、そのことばの語源になった場所、即ち取材場所を「語源遺産」と勝手に定義している。
タイトルの「地団駄は島根で踏め」は、筆者が放送作家であることからテレビドラマ「だんだん」との連想から「地団駄を踏む」の語源を求めて島根を訪ねた事に由来する。ちなみに、続編予告(?が付いている)があって、「太鼓判は山梨で押せ」で大河ドラマ「風林火山」つながりになるらしい??。
「語源遺産」のネーミングには「世界遺産」のパロディー的要素もあるが、広辞苑や大辞泉のような国語辞典ではわからないことばの生い立ちを探す面白さと、地元の人々との交流がある心豊かな旅だと思う。
日本語の豊かさを求めて旅に出てみたくなった。
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18 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 紫陽花 投稿日 2009/6/16
形式: 新書 Amazonで購入
普段使用している言い回しでも意味不明な言葉がある。例えば「地団駄を踏む」の「地団駄」って何だ ? 自称「語源ハンター」の著者は、この語源が「ふいご」である事を突き止め、その発祥地(語源遺産と呼ぶ)の出雲まで実際に出向き、更に「ふいご」を実際に踏む事で、語源を実践的に確かめる。机上の薀蓄本ではなく、「行って、見て、確かめる」行動的な語源探求が本書の特徴である。

「あこぎ」、「らちがあかない」、「もとのもくあみ」等興味深い表現が採り上げられ、「ほほっ〜成る程」と楽しめる。既存の説を覆す新説が飛び出す事もある。逆に"こじつけ"のような解釈もあるが、本書は学究本ではないので、それも又楽しい。著者は行動的語源ハンターなので、語源遺産の観光案内と言った趣きもある。各章の最後には、ご当地の名物(主に食べ物)も紹介されると言うサービス振り。

このように企画としては面白いのだが、率直な感想を言えば、意味不明な表現から語源遺産まで辿り付くまでが安易だと感じた。広辞苑で調べて、すぐ決まると言ったケースが多過ぎて物足りない。そこから現地へ飛ぶ所に、行動的「語源ハンター」としての意義があると言えばそれまでなのだが、私には著者が本当に語源に拘っているのか否か疑問に映った。マニアの方に良く見られる、頑固さや一徹さが感じられず、文章からは軽佻浮薄な印象を受けた。

次作も用意しているようなので、こんな疑問を吹き飛ばす快作を期待したい。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 NOBU 投稿日 2010/9/12
形式: 新書
語源ハンターを自称する放送作家が、全国各地の語源にまつわる行事や史跡などを探索するルポで、気軽に読める紀行文・エッセイとしてはいいと思います。普段何げなく使っている言い回しにも、色んな歴史や人々の思いがこめられていることを知れば、日本語に対する関心もぐっと深まることでしょう。ただ、語源というのは諸説があって、必ずしもここに書かれているのが正しいと言い切れないので、そのつもりで読むほうがいいでしょうね。
それから京都出身の私として見過ごせないのは、第2話の中で、大文字五山送り火のことを、いわゆる「大文字焼き」と書いていること。伝統的な精霊送りの行事なんですから、そんな回転焼きみたいな言い方はやめてほしいですね。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 TSS トップ1000レビュアー 投稿日 2011/7/2
形式: 新書 Amazonで購入
「地団駄は島根で踏め」という題名は本当にひきのある題名である。地団駄のような語源を訪ねて実際にそこへ旅する、という旅のルポである。語源を訪ねて旅をするということを思いついた時点で、この本が面白いということは約束されていたようなものである。そして、実際に期待を裏切らない内容になっている。旅の中で、その語源に関係のあるお土産まで紹介するという親切さである。こうしたちょっとした寄り道が、この本のおもしろさに、さらに花を添えている(花を添える、の語源て何なんだろう?)。
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