恋人に会いにパリへやってきた母親とその娘ザジ。
母親はザジをほっぽらかし、恋人の元へ。
ザジは、酒場の上に住むダンサーの叔父さん一家に預けられる。
ザジは地下鉄に乗るのを楽しみにしていたが、地下鉄はスト中。。
そこで、、大人を巻き込んだザジの大騒動が始まる。。
死刑台のエレベーター、鬼火などフィルムノワールの旗手アラン・レネ、、
彼の映画監督としては初のカラー作品で、しかも、クライムサスペンスものではなく、
なんと子供主人公のコメディ、そして、無邪気な子供心をうまく表現した、
楽しい飛びゴマ編集。。
でも、、、一見無邪気に見えますが。。
ザジの寂しさが起こす、大人を巻き込んだクライムサスペンスをコメディタッチに表現したと言えます。
大人の世界に疲れ果て、レストランの大宴会で寝てしまうザジ、、大宴会場で揉め事があり、寝ているザジを抱きかかえ、スト中の地下鉄に逃げ込む叔父さん達。。
その時、偶然にもストが解除され、、ザジは地下鉄に念願の地下鉄に乗ることになるのだが、、疲れ果て、すやすやとお寝んね中。。
子供は勝手に大人っていく、、とはいいますが、、
やはり、一見無邪気に見えるけれど、
一歩間違えばクライムに見えるこの大騒動を引き起こした、
こどもの寂しさや、肉親の愛情を求めても、報われない諦めを感じます。。
大好きな地下鉄に乗りたかった。。。
確かにザジが地下鉄乗ったことに変りはないのですが。。
大人の世界に居すぎて、、疲れ果てて寝ていたので記憶にない。。。
それは、ことごとく、大人の都合により、子供の願いや、純真な心が、無視されてしまっった。。ということを表現しているからです。
最後、母親と落ち合い、
母親「楽しかった?」
ザジ「大人になったわ。」、、
大人びた応えかもしれませんが、
僕はとてもザジの寂しさと諦めを表現しているとても印象的な言葉でした。。。
さて、、このザジ、、、某企業のTVCMのモデルになってますね、、、
♪〇〇、〇〇、〇〇ラップ〜♪