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地下街の雨
 
 

地下街の雨 [単行本]

宮部 みゆき
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

都会の片隅の孤独。それでも、希望の季節は、きっと来る。愛と幻想の最新作品集。

内容(「MARC」データベースより)

午後6時。地下鉄の改札口を出たところの、小さな広場。淳史とのいつもの待ち合わせの場所で、麻子は「あの女」に会った…。都会の片隅の孤独。それでも、希望の季節は、きっと来る。愛と幻想の最新作品集。*

登録情報

  • 単行本: 300ページ
  • 出版社: 集英社 (1994/04)
  • ISBN-10: 4087740617
  • ISBN-13: 978-4087740615
  • 発売日: 1994/04
  • 商品の寸法: 17.8 x 11.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
どんな物語でも、そこに人間の感情があるから、

人生の糧になるのだと思います。

話の筋より人の感情のほうを、より細かく書いてあるから、

この著者の物語は好きでない、と思う人がいるようですが、

私はそれだからこそ彼女の物語にひかれます。

【地下街の雨】は、裏切られた時の気分と似ている。

それでも、傘を持って待っていてくれる人もきっといるから。

赤い糸でなく、黒い糸でつながった人もいる。

それは、【決して見えない】。それも、運命の出会い。

一家心中の原因も、見る人によって千差万別。

【不文律】は、外からは分からないから。

いたずら電話をする者は、いつか退治されてしまう。

【混線】は、退治された人の悲鳴である場合もあるのだ。

口うるさく気難しい伯母が亡くなった。そこへ30年以上前の手紙が。

それは、彼女の【勝ち逃げ】宣言なのか。

哀れにも、魔の時に襲われてしまった人に関わると、

すべての名前が【ムクロバラ】になり・・・。

ひとりぼっちの祖母は、ひとりぼっちのキリハラさんにだけ

告げて行こうとした。【さよなら、キリハラさん】と。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 著者の作品の特に長編の特徴は、殺人事件の類を持ってきても常に弱者に対する優しい目が感じられるのであるが、本作には、比較的感情移入せずにステレオタイプに描ききって断罪するホラーものなど、短編にすることによってそのあたりをばっさり切った作品も出てくるので興味深い。その意味では少し毛色の違う作品集と言えようか。

 そうは言っても、前述の作品と同様にホラー的に描きながら人情味をにじませる(だからよけい怖い)作品あり、星新一ふうにスタートしながらオチは宮部味とか、もしかすると著者はいろいろなタイプの作品に挑戦していたのかもしれない。  長編しか読んだことがない人は必読。

このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yuishi トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
表題と表紙のイメージからしっとりした作品という印象があったのですが、まったく違ったものでした。地に足がついたオーソドックスな作品は変わり者の叔母の葬式を描いた「勝ち逃げ」くらいでした。

表題作の「地下街の雨」からしてややネタが飛んでいましたし(ただし途中までの引っ張りはとてもよかったです)、「決してみえない」「混線」は一種ブラックなモダンホラー、一家心中を題材とした「不文律」は手法として後の「理由」を思わせました(ただし題材が凄惨なのであまりすきではない)。掉尾の「さよなら、キリハラさん」はけっこう笑ってしまいました。
宮部みゆきの多彩な作風を見ることができる、ともいえるでしょうが一個の短編集としてみた場合、レベルは高いのかもしれませんが、個々の!作品の感じがバラバラで全体には習作的な印象が強かったです。

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最近のカスタマーレビュー
「ムクロバラ」
この短編集の中で一番のお気に入りは「ムクロバラ」です。緊張が高まって、高まって、どうしよう!!... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: とらちゃんのママ
なんとなく古臭い
今、近所の古本屋さんで、宮部みゆきは買取が定価の20%ということなので、
蔵書?を読んでは売っている最中です。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: yuko
7つのミステリー☆
宮部みゆきさんの短編集は一冊読んだ事があり他の作品も読んでみたく購入しました。「地下街の雨」結婚する直前に彼に別れを言われ、そこから出会う一人の女と…、「決して見... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: みい
ハズレ無し!
宮部作品は、全体的にハズレ無しですが
やはり心に深く残るものとなれば、そうそうたくさんはありません。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: キリ
アラカルトの宮部おためしください。
表題作は、とても暖かな読後感でした。
裏から見た事実と、表に出ている事実の落差がすごい。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: 山城 花織 
宮部みゆきを持ってしても、好きと上手いは違うのだ
何かの本で読んだのだが、宮部みゆきは 恐い小説が好きなのだそうだ。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: nh
読ませる作品ではあるが・・・・・・
七つの短編が収められている。
巻末の解説には「期待通りどの短編もすこぶる面白かった」との称賛が添えられている。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: 阿論(alone)
趣向を凝らした短編が7編
 趣向を凝らした短編が7編。旬な作家だけあって、どれも細部がしっかりしていてうまい。読み応えあります。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/13 投稿者: 白ケチャップ
ミステリーからホラー・SFテイストのものも
久しぶりに作者の本を読みましたが、読みやすいですね。
正統派の短編から、実験的なもの、B級ホラーっポイものまで楽しめました。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/10 投稿者: ブリストー
個人的に感慨深いです。
印象に残ったのは、『地下街の雨』、『勝ち逃げ』、『ムクロバラ』、『さよなら、キリハラさん』の4作品です。... 続きを読む
投稿日: 2008/9/2 投稿者: あいとるい
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