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地を這う祈り [単行本]

石井光太
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

衝撃の問題作を連発する大注目の若手ノンフィクション作家、石井光太氏の最新作は、著者初となる写真エッセイ集。 路上で血を流しながら喜捨を求める少年、全身イボだらけの物乞い、誰にも看取られることなく道端で死んでゆく少女売春婦、シンナーに溺れるストリートチルドレン、路上で祖母を看取る少女――。 15年にわたる海外取材で撮りためた数万点の中から厳選した写真は、我々日本人の常識を根底からくつがえす圧倒的な衝撃度だ。  しかし「悲惨な現実」を読者に突きつけるだけでは終わらない。なぜ、彼らはそのような状況にいるのか。普段はどのように生活をしているのか。何を思って暮らしているのか。写真の背景にある物語を描いたショートエッセイは、過酷な現実の中にも、愛や笑いや救いや祈りがあることを教えてくれる。  初めて海外を旅した大学1年のときから現在まで、15年間。どうしても残したかった写真と、決して消えることのなかった想いを詰め込んだ、著者の海外取材ものの集大成!  世界の現実を直視せよ。

内容(「BOOK」データベースより)

なぜ目を失い、どのような気持ちで路上に立ち、何を食べて生きているのか。世界の現実を直視せよ。写真と文で抉り出す、世界最貧層のむきだしの姿―魂を揺さぶられる衝撃ノンフィクション!祈りは神にとどくのか。

登録情報

  • 単行本: 205ページ
  • 出版社: 徳間書店 (2010/10/20)
  • ISBN-10: 4198630437
  • ISBN-13: 978-4198630430
  • 発売日: 2010/10/20
  • 商品の寸法: 20 x 15 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
53 人中、50人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5年ほど前、バングラディッシュのダッカに仕事で訪れたとき、道路の脇にビニールシートにくるまれた”何か”を見つけました。風にそのビニールシートがなびいたとき、その中に人間が四人くるまれているのがわかりました。みんな真っ黒で男女一人ずつに二人の子供・・・家族のように見えました。ピクリとも動かず、世界を知りたくて飛び出したはずの私は、その場所に近づけませんでした。周りの人々も、まるで”見えない”かのようにその場を通り過ぎていました。

私はその後もアジアを仕事で巡りましたが、ついにその深淵をのぞく事ができませんでした。私にはそれほど異質に見えたから。その答えの一端をこの本は教えてくれます。

本書の内容はふんだんに写真を使いながら、その写真の背景を説明する形で進んでいきます。私は”絶対貧困”や”レンタルチャイルド”も読んでいますが、写真の中にはそれらの書籍に既出のものもあります。しかし、より大きく、またカラーで載せられているものも多く、前述の書籍を読まれた事がある方にもお勧めだと思います。

人は未知のものに恐怖します。この本はその闇を見る為の手助けをしてくれました。我々がどのような世界の中で生きているのか、我々はどこにいるのか、氏の書籍は世間知らずで臆病者の私に、そんな世界を教えてくれています。私が深淵の闇だと思っていたものは、そうではないのかもしれないと考えさせられました。
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20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Koo VINE™ メンバー
石井光太氏の「レンタルチャイルド」「神の棄てた裸体−イスラームの夜を歩く」「物乞う仏陀」と読みました。
これらの作品からも貧困地帯の実態などを知ることができ色々考えさせられましたが、
本書は更に数多くのカラー写真から様々な事実を突き付けられ唖然としました。
写真からは匂いや埃っぽい空気が伝わってくるようで本当に衝撃的でした。
世界を知るためにも本書は大役を十分果たしていると思います。
ぜひ入手してみてください。価値観変わります。
このレビューは参考になりましたか?
30 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
TBSラジオの「小島慶子キラキラ」で小島氏が紹介していたので、読んでみた。
(http://bit.ly/g4xQ20)

これでもかこれでもか、と押し寄せてくるあまりに悲惨な写真たち。
わずか200ページくらいの作品だが、読み通す(見通す?)のに1週間かかった。

マフィアに腕を切られた少年が、傷口に汚泥をなすりつけている。
「なんでそんなことするの?」
たまたま通りかかった著者が声をかけると、
「傷があるほうがたくさん喜捨がもらえるし、そうするとマフィアも喜んでくれるから」

額から血を流しながら物乞いをする少年がいる。
ほかのストリートチルドレンに殴られ、無理矢理物乞いさせられているのだという。
病院に連れて行こうとする著者に、少年はこういった。
「このままにして。後で見つかったら、また殴られて物乞いさせられるから」

自分の常識が、この本の中ではまったく通用しない。
そのことがあまりに衝撃的だった。

見なきゃよかった、と思う写真ばかりである。
でも、見なきゃいけないんだと思う。

知らなきゃよかった、と思う文章ばかりである。
でも、知らなきゃいけないんだと思う。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
衝撃のリアルを焼き付けろ
絶対に日本で見ることのできない悲惨な写真が満載。

社会科の教科書なんかよりこっちの方がよっぽど価値があると思う。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: momonga5589
最貧国の現実から目を逸らさない覚悟の書物を出す著者の信念。
世界人口の半数を占めるという最貧国で暮らす人々を訪問し取材し続ける著者が撮影した写真集。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: 孔明
義務
日本の貧困を想像してください。
想像力をはるかに超えた貧困が本書にあります。
同じ時代で起きていることとは... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: ayumi
ページをめくるのが怖い
思わず、そう思ってしまう自分がいました。
衝撃的な写真が多いです。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: coco
目を背けたくなる写真、だけど、まぶたの裏に焼き付ける。
五感を刺激された。

子供たちの表情や、売春婦たちの会話、遺体から漂う異臭、
むき出しになった傷口、虫が入った残飯の味。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: tommytommytommy
そっと置いておく
私の周囲には、世界のこととか、貧困の中で育つ子どもたちのことを考えながら生きている人などほとんどいない。それはしかたない、悪いことではない。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: イワモト
見るべき1冊
やられた・・・・

すでに石井本数冊読んだ後だったので写真とか見るのはその補足作業くらいに考えて見たのだけど甘かった、甘すぎた。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: ぺん獣
石井光太を簡潔に語る一冊。
石井光太は、今、日本で一番いい仕事をするルポライターと思っています。(個人の趣味趣向や読書傾向の違いがありますから、異論はあると思いますが)... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: 罵詈雑言アラメンド
頭の中が真っ白になりました。
衝撃的な作品です。力いっぱい頭をぶん殴られた気分です。
投稿日: 19か月前 投稿者: 小坂★章
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