タイタス・クロウ・サーガの第一巻だそうです。探偵役のタイタス・クロウと、ワトソン役のアンリ・ド・マリニーがクトゥルフ的怪奇事件に挑む内容。
正直、ラヴクラフト御大の小説って、読みにくくて読んでないのも多いんですが、これはミステリ感覚ですいすい読めます。構成もなかなかで飽きさせません。あと、日記が多用されていて微笑。「書いている間に逃げろー!」とか突っ込みたくなります(笑)。
主人公のタイタス・クロウですが、作中で凄い人物だ、とされていますが、何が凄いのかよくわかりません(笑)。なんか翻弄されているだけの気が……。まあ、この前作の「タイタス・クロウの事件簿」を読んでいないので、そちらでは能力を発揮しているのかもしれん。
クトゥルフ神話生物をCCD(クトゥルー眷属邪神群)と称して、組織的に科学的に退治しちゃってたりするので、そこらへんが嫌いな人はひっかかるかもしれません。ダーレス的、とまではいきませんが……
ともかくも、クトゥルフが好きな人は一読をオススメします。