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在日米軍 (岩波新書)
 
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在日米軍 (岩波新書) [新書]

梅林 宏道
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

5万人の兵力からなる在日米軍は,なぜ現在も日本にとどまり続けるのか.米国の情報公開制度を駆使して,多数のデータを蓄積してきた著者が,その知られざる活動実態を報告.日米安保条約を超え出てグローバルに展開する在日米軍の問題性を指摘し,米軍の段階的撤退後の東北アジアにおける地域安全保障を構想する.

内容(「BOOK」データベースより)

五万人もの兵力が日本にとどまり続けるのはなぜか。米国の新戦略の中で、どのように変化するのか。米国の情報公開制度を駆使して多数のデータを蓄積してきた著者が、在日米軍の知られざる活動や市民生活への影響を報告。日米安保条約の規定を超え出てグローバルに展開するその実態に迫り、米軍なき東北アジアの地域安全保障を構想する。

登録情報

  • 新書: 242ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2002/5/20)
  • ISBN-10: 400430783X
  • ISBN-13: 978-4004307839
  • 発売日: 2002/5/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 388,223位 (本のベストセラーを見る)
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占領下の日本 2010/3/23
By kaizen #1殿堂
形式:新書
米軍基地のそばに住んでいないと、なかなか米軍の存在を感じることはない。
しかし、いまだに日本に米軍が駐留しているということは、
日本がまだ占領下にあるのと同じなのかもしれない。

米軍による占領下の日本という視点にたって本書の内容を振り返ってみる。
たとえば、アメリカの州になっていたら、どうだったろうと考え、
現状との比較をしてみる。

日本げ独立国家として存在していることとの関係性が見えてくるかもしれない。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By モチヅキ VINE™ メンバー
形式:新書
 反核平和運動家でNPO法人ピースデポ代表である1937年生まれの工学博士が、米国の情報公開法等を利用して得た一次情報を用いて、現在の日本における在日米軍問題への関心の減退に警鐘を鳴らすべく、2002年に刊行した新書本。在日米軍は1951年のソ連を仮想敵とした日米安保条約に起源をもつが、1970年代のベトナム戦争後の米軍再編の中で、日本の自衛隊への責任分担要請が強まり(旧ガイドライン)、米軍の全地球的展開を支える役割を担い始める。冷戦終結後の1990年代には、「安保再定義」と新ガイドラインにより、「唯一の超大国」による全世界の紛争管理(対テロ戦争等)と日米軍の一体性の強化(域外派兵等)が模索され、情報化によるRMA(軍事革命)が本格化した。著者はこうした対米追随の歴史を振り返る中で、改めて日本の政治家の意識の低さ(思いやり予算等)を嘆くのである。また、著者は米軍全体の中での在日米軍の位置付けを検討し、後者がいかに重要な役割を果たしているかを解明する。つまり、日本は市民意識に反して既に高度な武装国家なのである。また、在日米軍は全てが在日米軍司令官の指揮・統制下にあるわけではなく、日本の防衛を必ずしも主眼とはしない組織であることも指摘される。そのことと関連して、非核三原則の空洞化、米兵の犯罪、基地の環境汚染、騒音公害等の、市民生活への米軍のさまざまな悪影響についても論じられている。最後に、情報技術によるRMAと、冷戦後の脅威ベースモデルから能力ベースモデルへの思考の転換が、いかに米軍および在日米軍の在り方を大きく転換するかが批判的に論じられ、それに対して東北アジア非核地域構想による、長期的な地域の緊張緩和政策が対置される。本書の記述は実証的で、図表も活用でき、概して説得的であるが、東北アジア多国間安保論についての検討も欲しかった。

                        

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