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在日外国人―法の壁、心の溝 (岩波新書)
 
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在日外国人―法の壁、心の溝 (岩波新書) [新書]

田中 宏
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 861 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 1,617

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

三五年前のアジア人留学生たちとの出会いをきっかけにして,著者は在日韓国・朝鮮人,留学生,労働者などを取り囲む数々の「壁」を打ち破るために尽力してきた.本書は多くの読者に迎えられた旧版に,戦後補償をめぐる動向,入管法「改正」後の様々な社会的変化を加え,データを刷新してまとめた.真の「国際化」を考えるための必読書.

内容(「BOOK」データベースより)

三五年前のアジア人留学生たちとの出会いをきっかけにして、著者は在日韓国・朝鮮人、留学生、労働者などを取り囲む数々の「壁」を打ち破るために尽力してきた。本書は多くの読者に迎えられた旧版に、戦後補償をめぐる動向、入管法「改正」後の様々な社会的変化を加え、データを刷新してまとめた。真の「国際化」を考えるための必読書。

登録情報

  • 新書: 252ページ
  • 出版社: 岩波書店; 新版 (1995/1/20)
  • ISBN-10: 4004303702
  • ISBN-13: 978-4004303701
  • 発売日: 1995/1/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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14 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 凡☆
形式:新書
著者は、東京外語大卒業後1962年から1972年までアジア文化会館に勤務し、日本に来ていた留学生の世話をした。ここで、副題にある「法の壁・心の溝」に関するいろいろな問題が発生し、それらに対し留学生の身になって取り組んだ。この取り組みが著者が「在日外国人」問題に関する原点になった。これらの事件に関する記述は著者自身の経験に基づくだけに調査や伝聞とは違った力強さがある。在日韓国人等を主体とした在日外国人、留学生の目線から、1960ころから1990年ころまでの状況が叙述されている。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
必読 2012/2/3
形式:新書
特に在日韓国人・朝鮮人について紙面が割かれている。
とりわけ第2章では戦後〜講和条約までにどのように彼らの法的地位が扱われてきたのか、触れられています。
日韓併合以降「帝国臣民」とされ、敗戦を挟み、1947年の外国人登録令で「外国人」とされながらも、
1952年講和条約発効までは「日本国籍」を持っていた彼らが、どのようにして戦後の日本社会から切り離されていったのか。
その後、特別永住資格という在留資格が出来るまでに何があったのか。
簡潔でありながらポイントを押さえて書かれています。
このあたりの話の入門書として適切な一冊ではないでしょうか。もちろん他の話題も示唆にとむものが多いですが。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By モチヅキ VINE™ メンバー
形式:新書
 戦後補償裁判や在日外国人の権利保障に関わっている、1937年生まれの日本アジア関係史研究者が、入管法改正直後の1991年に刊行した本を、1995年に改訂したもの。戦前の日本は、貧しい自国民を多く海外に送り出す一方、植民地住民を日本に来住せざるを得ない状況に追いやった。しかし、日本は敗戦に伴う植民地放棄の中で、同じ帝国臣民だったはずの在日朝鮮・台湾人から一方的に日本国籍を剥奪し、以後法律に国籍・戸籍条項を付けることにより、彼らの権利を制限した。その結果、諸般の事情で日本にとどまることを余儀なくされた在日朝鮮人・台湾人は、戦犯としての処罰や納税義務は課されながら、社会保障(161頁参照)や戦後補償(106頁参照)や参政権からは排除され、指紋押捺や外国人登録証明書の常時携帯が義務付けられ、就職差別を受けながら暮らすことを余儀なくされた。しかし、国際社会からインドシナ難民の受け入れを要求された日本政府は、難民条約の批准等を契機に、在日朝鮮・台湾人を含む在日外国人の人権に配慮せざるを得なくなり、国際化・グローバル化の流れがそれに拍車をかけた。1995年現在、在日外国人への差別は徐々に改善され、民族名を名乗ることも許され、在留資格も増加し、永住者の指紋押捺は廃止されたものの、未だ他国に比して彼らの権利が非常に制限されたままであり、ニューカマーの受け入れ体制も整っていないことは明らかである。著者は自己の体験を踏まえつつ、具体的な事例や豊富な数量データを挙げて、在日外国人をめぐる歴史や現状、その課題を論じ、地球全体を視野に入れつつ、「共に生きる社会」を目指すことを主張する。著者の論述は具体的かつ明晰であり、在日外国人に関わる主要な論点がコンパクトに整理されている。2008年現在、データはやや古びているが、この問題に関心のある人には是非一読をお勧めする。
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