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在日・強制連行の神話 (文春新書)
 
 

在日・強制連行の神話 (文春新書) [新書]

鄭 大均
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 714 通常配送無料 詳細
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在日・強制連行の神話 (文春新書) + 韓国・北朝鮮の嘘を見破る―近現代史の争点30 (文春新書)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

多くは海峡を自らの意志で越えたのだ
在日は強制連行されてきた人々とその末裔だとする主張がある。が、一世の証言に丹念にあたれば、それが虚構にすぎないことが分る

内容(「BOOK」データベースより)

在日コリアンのほとんどは戦前日本が行なった強制連行の被害者及びその末裔だ、という「神話」がある。この神話は日本社会に広く流布し、今や「常識」にすらなりつつあるが、著者はそれに疑問を呈する。多くの在日一世の証言を読むと、大多数は金をもうけにあるいは教育を受けに、自らの意志で海峡を越えた様子がみてとれるからである。著者はこの「神話」がどのようにして拡がり、どう今の日本社会に影響しているかを分析しつつ、その実像に迫る。

登録情報

  • 新書: 201ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2004/6/22)
  • ISBN-10: 4166603841
  • ISBN-13: 978-4166603848
  • 発売日: 2004/6/22
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)
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254 人中、244人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 ちょっと誤解を受けやすいタイトルかもしれない。この本は「在日朝鮮人の強制連行」が「神話」であったことを、独自の資料分析に基づいて実証的に明らかにしようとしているわけではない。また、「強制連行」というべき事実が全く存在しなかった、と主張しているわけでもない。「在日朝鮮人1世のかなりの部分は自発的に日本にやってきた」という認識は、当事者自身の語りからも明らかであるとされ、むしろ本書の議論の前提になっている。この本の問題意識は、あくまでも「ほとんど在日朝鮮人のは強制的に連れてこられた」というような(明らかに)誤ったイメージが、戦後のある時期から一人歩きしていったのは一体なぜなのか、という点にあるのだ。
 手法的には、戦後日本における韓国や在日朝鮮人にまつわるさまざまな言説を相互比較しながら丹念に追いかけるという作業がベースになっている。これは中公新書の『韓国のイメージ』や『日本のイメージ』といった鄭さんの前著で駆使用いられた手法と同じである。そういった作業を通じて、実際に海を渡ってきた在日1世ではなく、「被害者としての在日」という存在に自己のアイデンティティを見出そうとした1.5世や2世が「強制連行神話」を作り出してきたこと、そして在日朝鮮人の生活のリアリティよりも、自分たちのイデオロギーにあった形で現実をみることを重視する「進歩的な」人々による「神話」の支持がそれを増長してきた、ということを明らかにしていく。

 全体の論証は手堅いものだし、氏の言説にある程度慣れ親しんでいるものにとってはわめてまっとうなことを言っている、としか思えない。こういった当たり前の主張をずっと封殺してきた戦後日本の言論状況って一体なんだったんだろうとつくづく思う。

このレビューは参考になりましたか?
137 人中、126人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 江口哲学 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書|Amazonが確認した購入
本書は、強制連行による被害者本人や、その子孫が現在の在日コリアンの中にどれくらい居るかを資料や実地調査によって明らかにしようと言うものでなく、「在日コリアンのほとんどは日本が行った強制連行の被害者及びその末裔である」と言う神話がいかにして流布・信奉されてしまったのかを分析したものである。

北朝鮮の影響を多分に受けていたと思われる『朝鮮人強制連行の記録』が、内容が精査される事もなく時代背景によって朝鮮人強制連行論のバイブルとなってしまったことや、幼少期に自分の意志でなく親と共に日本に渡ってきた1.5世とも言える人たちによって強制連行が語られたことなど、強制連行神話が出来上がる過程やその要因となったものを明らかにした読み応えある著作である。

このレビューは参考になりましたか?
273 人中、249人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
現在、日本に残る在日朝鮮人・韓国人の大半はもともと自分の意志でやってきた。という話は、知っている人は知っている歴史的事実なのだが、なぜか「戦時中に強制連行されてきた」という俗説が日本のみならず世界中を席巻している。この本は、その神話普及の要因の分析、それと渡日一世たちの経験を比較、神話の起源となった著作を分析するもの。ついでに、カン・サンジュンやシン・スゴらの心性まで切りこむ。

このような作業は日本人ではやりにくかったが、コリア系日本人というアイデンティティの建設を目指す鄭大均氏がやってくれました。強制連行の贖罪として外国人参政権を掲げる公明党や民主党の支持者には是非読んで欲しい。それと、勉強不足で間違いをまきちらしているマスコミ関係者にも。

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