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在日の耐えられない軽さ (中公新書)
 
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在日の耐えられない軽さ (中公新書) [新書]

鄭 大均
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 777 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

父は一九二〇年代に来日した、日本語小説を書いた最初の朝鮮人で、のちに皇道思想家。戦後は心の病に冒され、六〇年にひとり帰国した―。父や母の歴史と子供たちの人生との間にはどのようにつながりがあるのか。本書は、ひとつの「在日」家族の誕生から終焉まで、そして、そのひとりひとりの生き方を、戦前から現在にいたる日本と韓国の関係と重ね合わせて描くことによって、新たな認識と洞察を読者にもたらす。

内容(「MARC」データベースより)

父は1920年代に来日した、日本語小説を書いた最初の朝鮮人で、後に皇道思想家。戦後は心の病に冒され、60年にひとり帰国した-。ひとつの「在日」家族の誕生から終焉までを、日本と韓国の関係と重ね合せて描く。

登録情報

  • 新書: 194ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2006/08)
  • ISBN-10: 4121018613
  • ISBN-13: 978-4121018618
  • 発売日: 2006/08
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 194,032位 (本のベストセラーを見る)
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26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 糸音 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
この著者としては珍しい自伝的作品。
日本語小説を書いた最初の朝鮮人で、のちに皇道思想家。戦後は心の病に冒され、1人で韓国に帰国。そんな父の風景から著者の人生は始まる。信仰の道にはいることにより自分の意志で生きるようになった母。民族活動家になるも最後まで父の世界に拘束されたまま生涯を終えた兄。

著者は家族の肖像から在日という存在を突き詰めていこうとする。
その究極とも言える存在が妹である。
管理職試験の外国籍による拒否を最高裁まで争った妹。日本国籍を取得し、日本国民としての在日の方向性を目指す著者とは大きく立場を異にする妹。そんな兄妹の中にはそれぞれ父の影響が色濃く残る。

私は在日という存在や在日の人々の家族像というものは正直、よく知らない。
それでもこの家族はかなりユニークな存在であるとは思う。そしてユニークでありながら、在日という存在の一面を鮮やかに表しているようにも感じる。

この本を読んでいる途中に思ったのは妹が殆ど出てこないことであった。著者の妹の裁判についてはこの著者の書いた文章も読んだことがあった。しかし、5章まで妹がいると言うことが読み取れる箇所がわずかに読み取れるのみであった。5章にたどり着くまでは著者の立場に一抹の疑念を抱いていたが、5章を読んで、それまで妹の存在が見えなかったことも了解できた。父・母・兄と違ってまだ存命と言うこともあろうが、それ以上に書かなかったのではなく、書けなかったのだろう。
おそらく、著者にとって、妹とは在日という存在の半面ではないのか。父という存在の半身ではないのか。著者にとって妹は自身が精算する必要のある存在なのであろう。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
在日として 2011/1/11
By hanaohanao トップ1000レビュアー
形式:新書
 頻繁にNHKに登場する東大教授や、映画監督、作家、役者など在日の逸材(一世、二世)は多く、私の大学にも何名か在日の学生さん(三世、四世)がおられますが、率直に、前者と後者とにはアイデンティティの持ちように温度差がある。前者に属す筆者は、実父に人格上の問題があったと書いている。精神疾患を匂わせてもおられて、その家族が置かれた状況は、いろんな意味で厳しかった。本書では最後に、著者が日本名を取得し帰化する道を選んだことがあきらかになる。その経緯はP191に凝縮されていますが、そこに至る道(=本書)は横着せずキチンと読むべきだと思います。さらに、東京都と最高裁まで争った妹に対する批判は、自身が韓国で日本語教師として10年以上生活した上で、「それでも日本で生きていくしかないじゃないか」という想いが込められている。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By gon
形式:新書
在日について本人の目からかかれた点で珍しさは評価に値するが、珍しいといっても
それほど、初めて知る知識、在日しか知りえない知識は得られなかった

作者の自叙伝的といわれても、ひとくくりに在日といえない、環境や育ち方を考えると
多くの在日の人の一般論でもなさそうだ
悲しい事に日本人として生きてきたから、日本人そのものが書いたともいえる価値観にたって
書かれている事実は、一般的日本人が認識しているそれと変わらない。

在日との理由で公務員試験を落とされたと東京都を訴えた女性の兄らしい
が他のレビューにも書かれているように、妹の事は何も書かれていない
妹の事が書かれていたり、妹が書いた本なら、もっと面白かったのかもしれない
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