元々産業遺産や近代建築が大好きなのですが、最近観光地でたまに見かける「土木遺産」の
看板については調べてもまとまったものがなくて探していました。土木遺産のHPをみても
決定された遺産の名前とスナップと一行レビュー。全く理由がわかりません。
ということで大喜びでこの本を購入したのですが、出来上がりとしてはHP同様あまり
面白いものではありませんでした。写真沢山、しかもオールカラーなのですがメインの
写真もたいして大きくなく肝心の土木遺産たるギミック部分がよく見えなかったりします。
実際見に行った暁にはこちらもオススメ、なんて読み物も楽しくていいのですが、その前に
肝心の部分の写真のサイズアップをして欲しい。隣の公園とか碑とかもあったほうが雰囲気は
伝わりますが、その写真はスペースが限られているのだからもっとサイズを小さくしても
よかったのではないでしょうか。
内容も、その土木工事が行われた背景や歴史、使われた土木技術など細かくかかれてはいるの
ですが、技術部分が単なる遺産好きの私にはなかなか入り辛い。土木畑の人にはわかりやすいのかもしれませんが、もう少し技術の解説を文章以外でいれてくれたらよかった。
今は土木遺産本が少ないから選べませんが、類書が出てきたらこれは読み返さないと思います。
とりあえずブラタモリファンにおすすめです。