問題数が精選された復習用問題集。
問題数は、例題+類題で124問。
体裁は、各項目は基本的に見開き2ページで、
・左ページは「典型問題」(例題)とその項目の「基本事項のまとめ」
・右ページは「典型問題の解答」と「類題演習」
が掲載されています(一部例外あり)。
また、書名の由来にもなっている「土曜日に学習する」ということを意識して、例題には、学習する標準となる目安時間が設定されています。
いわゆる「網羅系参考書」は、問題を「1ページ例解」で扱いますが、本書では「見開き2ページ例解」で収録しており、かつ例題として収録されている問題が、「ひと技(=基本事項)で解ける基本問題」であることから、もちろん解答・解説も込み入ったものになりようがないので、紙面がとてもゆったりとしています。
また、例題や類題で収録されている問題は、数学3・Cの基本的でかつ重要な内容(=基本事項)を含むものに絞って収録されています。
なお、類題演習の解答・解説は、2段組の解答のみで解説はありません。
「基本事項」については、「復習用問題集」としての用途を意識して、「既習事項を思い出してもらうためのまとめ」になっています。
このような特徴より、典型問題を中心に使用し、基礎知識の把握と基本事項の整理を短期間で復習するに適した内容になっていると思います。
ただし、本書に収録されているような問題は「網羅系参考書」に収録されているものばかりです。
本書は、「厚い」参考書だとイマイチやる気が出ない人が対象といえるのですが、敢えて本書を使用しなくても、教科書や傍用問題集を活用することで、本書を用いたのと同様の復習は十分に出来る事も明記させてもらいたいと思います。
また、数学1・A/2・Bと違って、数学3・Cは「短期間での基本問題の総復習」をいつ行うのか、という点で、高3生にとっては本書を使う機会は少ないのではないかと思います。
そういった意味で、本書はむしろ「浪人生が予備校に通う前段階に基礎知識を復習する」といった用途が一番向いているのかもしれません。
【使い方】
・1題20分平均で1日に6題解くと仮定すると、11日で仕上がる計算になる。
・夏休み等の長期休暇中に一気に仕上げる。
・書名のように毎週「土曜日」に時間を取って2ヶ月〜2ヵ月半で仕上げる
などが使い方として考えられるでしょう。