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土壌学の基礎―生成・機能・肥沃度・環境
 
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土壌学の基礎―生成・機能・肥沃度・環境 [単行本]

松中 照夫
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,950 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

本書では、土壌学の最先端の知見を述べることよりも、基礎的な事項を可能な限り平易に述べ、理解しやすくすることに努めた。それは、一見複雑に見えてわかりにくい土壌の世界が、実は見事な自然の調和の美しさで律せられていることを、読者に味わってもらいたいためでもある。

内容(「MARC」データベースより)

わかりにくい土壌の基礎を平易に解説したテキスト。「生きている土」として土壌のでき方と働きをとらえ、その多様な機能と仕組みをわかりやすく記述。経済活動や農業による環境汚染、地球環境への悪影響についても詳述する。

登録情報

  • 単行本: 389ページ
  • 出版社: 農山漁村文化協会 (2004/01)
  • ISBN-10: 4540032941
  • ISBN-13: 978-4540032943
  • 発売日: 2004/01
  • 商品の寸法: 21.2 x 15.2 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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25 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 食料・環境問題に目を向け、土のことを知りたくなったら、この本をひもといて下さい。専門的すぎず、それでいて正確に土壌学の知識を解説してくれています。土に魅せられてその不思議を解いてきた先達やゆかりの土地などにまつわるエピソードを交え興味深く読ませる書きっぷりは、著者の人柄を想像させます。

著者は、農業改良普及員や地方の農業試験場を経て大学で後進の指導に当たっておられると奥付上に記されています。土に農業の現場近くで接し、それを深遠な学理に結びつけて紹介しているこの本から、私は宮沢賢治を思い起こします。賢治は、盛岡の高等農林学校での土壌学研究から離れて、理想に燃えて農村で働く道を選んだけれど、この本の著者は、農業の現場近くで土壌学を学び、農業や環境と土壌との密接なつながりをロマンの香りに包みつつ私たちに示してくれます。賢治とは違う道筋で、賢治の理想を現代に引き継ぎ生かしているように感じました。

21世紀は、食料でも環境でも、土壌の役割が見直される時代です。その時に、この本が果たす役割は大きいと思います。この本は、いわゆる教科書でもあります。教科書は、乗り越えられるものでもあります。それがないと科学の進歩はないのですから。その意味では、この本に書いてあることを現場に役立てながら、書いてあることを乗り越えるような知見が現場から出てくることも期待されます。そのようなことを思わす書きぶりもこの本の魅力のひとつです。

このレビューは参考になりましたか?
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By MIKA
形式:単行本
この分野がまだマイナーなので、このような初心者にも分かり易い専門書はかなりレアです。

まず読者の興味を引く文、分かり易い例が多いので読み安い!例えば月に土が無いという話をしたり、土壌水の説明でタオルの洗濯を例にしたり。眠気に襲われるようなことはまずありません。しかも内容は土壌の物理性、化学性、生物性などベーシックなものから植物栄養、重金属・農薬汚染などの環境問題についてもカバーされているので幅広い専門知識を吸収できます。何より凄いのは読むと今すぐ庭を掘り起こして土をよーく観たい!!という気持ちになることです。

専門書として十分機能するのはもちろん、初心者が読んで楽しめる専門書です。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 自然で遊ぶ トップ1000レビュアー
形式:単行本
日ごろ、庭で園芸を楽しんでいると、土の影響力の大きさを感じさせられます。しかし、この本を手にとると、思ってもいなかった事柄に驚かせられました。地球全体からみると土壌がこんなに物理的にも化学的にも色々な働きをしていた事、土壌の生まれ方、性質の違いなど、知らなかったことばかりでした。地質学の一つかと思っていた土壌が、まるで生きているかのような存在に感じられました。

100年以上も化学肥料だけで作物を作り続けている実験など、人とかかわってきた土壌への考え方の変遷や歴史等も取り上げられています。ある症状や問題が出ると、その仕組みを分析して対策を立てて、結果を出してきた人類の歩みが感じられます。

畑土壌で野菜を作る事が、水田で稲作をするよりもはるかに難しい事など知らず、なんで稲作をしている半農の人が多いのかが分かった気分にもなりました。また、水田の効率的な仕組みがある事など、色々と面白く読む事が出来ました。

しかしながら、過去の色々な文明が食料生産でつまずき、消滅してきた事実も見のがせません。20世紀は緑の革命と言われ、生産能力が5倍にも増えましたが、人口の爆発的増加が続いている今日、1人当たりの穀物生産高が1984年をピークにして減少している事や、土壌の劣化の拡大など、問題が山積している事にも触れています。これからの地球全体のバランスを考える上で一つのファクターとなるので,一度読んでみては如何でしょう。
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