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土地の文明 地形とデータで日本の都市の謎を解く
 
 

土地の文明 地形とデータで日本の都市の謎を解く (単行本)

竹村 公太郎 (著)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

地形とデータにもとづいて、大阪の五・十日渋滞など国内11都市の謎を解き明かし、日本人と日本文明の本質を炙り出す野心作。

忠臣蔵は、徳川幕府の吉良家への復讐劇であった。地図を見るとそれがわかる。▼まず、皇居すなわち江戸城の正門は、一般的には「裏門」であると言われている半蔵門である。江戸の古地図や、半蔵門周辺の地形を考えればそうとしか思えない。いっぽう赤穂浪士たちは、半蔵門周辺にまとまって潜伏していた。そこから見えてくる真実は……後は、本書を読んでいただきたい。▼著者の竹村公太郎は、地形や気象、下部(インフラ構造)から、日本の各々の土地の謎を具体的に解き明かしてゆく。歴史文献だけでは決してたどり着けない真実、そして日本人と日本文明の本質があぶりだされる興奮の快著である。北海道、東京、鎌倉、新潟、京都、滋賀、奈良、大阪、神戸、広島、福岡、これらの土地について少しでも興味がある人、いや、日本に関心がある人なら、本書によって今までにない知的興奮を得ることができるだろう。特別編として、「遷都」「ソウル」の章も収録した。



内容(「BOOK」データベースより)

東京、大阪、京都…。11の土地の真実。土地の下部構造に着目し、その壮大な謎を解き明かす。

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5つ星のうち 3.0 もっと薄くても良いのでは?, 2005/7/4
面白かった点・・・石狩川の治水と吉良家潰しの秘密、胸まで浸かった湿地帯の田植えなど、著者の専門的知識が生きるテーマは新鮮で、購入して読む価値はあったと思う。
つまらなかった点・・・一方、時代遅れの「日本文明特殊論」を当然の事実のように語ったり(しかも文中いたるところで。「つくる会」の影響なのでしょうか?)、B型肝炎ウイルスの亜種から大陸系と南方系の日本人の分布について語ったり(それならATLウイルスも検討しないと中途半端と思うんですけど)、専門知識以外の面での詰めの足りなさが気になってしまいました。
結論・・・珠玉の専門知識を、灰色の一般知識で水増ししてしまったので、輝きがくすんでしまった作品。惜しい。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 何故だろう、が面白い, 2005/10/15
都市のインフラ、という視点で街を眺めながら突き当たる著者の「何故だろう」が次の考察を呼び、
最後に一つの歴史の謎解きになっている、という読み物として非常に面白い本です。

不必要にインターネットを攻撃したり、道路建設を擁護したり、「臭み」もあるのですが、視点の新鮮さには感服で、★五つとします。

鎌倉に幕府を開いたのは、頼朝が衛生的な都市を志向したからだ、とか奈良から京都の遷都は、背後の森林が荒廃したからだ、とか、
歴史学者が真面目に検証すべき仮説がフンダンに盛り込まれていると思います。今後の議論の出発点になって欲しい本です。

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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 目からうろこ, 2005/6/21
 何気なく見ている風景の中に、人が長い間、そこに住み、自然と格闘し、あるいは折り合いをつけてきた徴が隠されている。その徴を見つけ出し、真相を掘り出していく筆者の炯眼にただただ脱帽。
 歌川広重の一枚の絵から、半蔵門が実は表門だったことを見抜き、さらには、赤穂浪士の麹町潜伏の謎を解き、矢作川新田開発につながるストーリーはなかなかのものである。
 ここまでだけでも、脚色すれば文庫本2冊位の歴史ミステリーにでもなりそうなところを、筆者は誇らずに淡々と書いていて却って好感が持てる。少しもったいない気もするけれど・・・
 他にも、石狩川改修と水田開発とか、川の流域内の森林資源容量から耶麻台国の位置を推理するなど、思わず唸ってしまうようなネタが惜しげもなく披露されている。
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