狭小地や旗竿地などの通常の不動産屋や、ユーザーが購入を避けるような「クズ土地」を購入。
そこに新築の長屋アパート(1棟4室目標)を建築して運営していこうという
「王道アパート建築チーム」で知られる白岩氏の弟子のような立場での不動産投資本になります。
自己資金は500万円からのイメージです。
ポイントはいかに人気沿線の郊外の立地に前述のクズ土地を安く仕入れられるか?
にあるようです。
総額は5,000万円前後を見込みます。新築物件を建てるわけですので、中古に比して融資が引きやすい。
その分、立地が最重要です。
「土地の坪単価が都心の半分くらいで、賃料相場は3分の2くらいの場所」が選択する目安だそうです。
バス便は不利なので、駅から5分以内くらいが理想です。
城南地域でしたら「多摩川を渡って神奈川県に入ると地価がグッと安くなる」そうです。
「多摩川を渡れ」がその方面での選択の合言葉。
間取りは最低でも30平米以上で、カップルをターゲットにすれば賃料の安定が見込めます。
条例等の制限で狭小地や旗竿地にアパートを建築する際の縛りは厄介なのです。
それをクリアする苦肉の策が「長屋形式」でしょうね。
バルコニーを設けないようにする等で「斜線制限」や「日影規制」等の制限をクリアするのです。
但し、この手法は「出口(売却時)」については考えていないように感じました。
狭小地や旗竿地は「誰も見向きもしないからこそ。買い手有利」と著者は説きます。
では、その立場が入れ替わって、もし「売り手側になったらどうなるのか?」
買い側で感じていたメリットが、今度はデメリットとなってあなたに襲い掛かるでしょう。
出口でかなり苦労することが予想されます。
建物が朽ちるまで所有し続けるから関係ないという人ならありなのかもしれないですが。