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土一揆と城の戦国を行く (朝日選書)
 
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土一揆と城の戦国を行く (朝日選書) [単行本]

藤木 久志
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

 世界各地で広がり続く内戦は多くの難民を生み出している。かつて日本にも同様な時代があった。飢饉で村を捨て、都市に流れ込む。流民たちが武器を持ち、生存をかけて戦う。日本の中世とはそういう時代だった。民を土地に緊縛し、武具を取り上げた近世の太平は、中世を克服することにほかならなかったのだ。『雑兵たちの戦場』で鮮やかに日本の中世像を書き換えた著者の「戦国を行く」シリーズ第3弾。

内容(「BOOK」データベースより)

いま世界各地に広がり続ける深刻な内戦の戦場と難民たちの運命に想いをはせるとき、日本の戦国時代もまた、「内戦の時代」であったという厳しい史実を忘れてはなるまい。各地に残る史料と実地調査によってダイナミックに描いた、飢餓と戦争に苦悶する戦国の町と村の実像と、そんな世をしたたかに生きる人々の姿―。さらに内戦の時代に領主から村や町までが地元の山の上に築いた無数の山城はどうなったのか。「山城停止伝承」を発掘することによって、「戦争から平和へ」という大きな歴史の転換の過程を明らかにする。『雑兵たちの戦場』で思いがけない戦国像を展開した著者の『戦国の村を行く』『飢餓と戦争の戦国を行く』に続く「戦国を行く」シリーズ第3弾。

登録情報

  • 単行本: 292ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2006/10)
  • ISBN-10: 4022599081
  • ISBN-13: 978-4022599087
  • 発売日: 2006/10
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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21 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
美化された大名像・武将像ばかり描く生ぬるいドラマや、
某有名歴史ゲームを通じて、戦国時代を武将・大名の視点ばかりから見る、
昨今多すぎて仕方のない、生かじりの戦国時代好きはこういう本を読むべき。

飢饉、天災、貧困、差別、土一揆、徳政と年貢…などなど、
民衆の視点から見ることもしないと、武将・大名の本当の偉さ、愚かさは到底わからないし、
戦国時代をのぞき見るということは、本当は、かなり気分を暗くさせられる作業だということがわかると思う。

近年の研究を踏まえて、そろそろ私たちは、子供がアニメのヒーローを論じるように、ワクワク、知ったかぶりを披露しあうだけの「戦国好き」をやめて、地獄に生きる民衆や、戦場に立たされる一兵一兵の気持ちを少しでも想像し、推し量れる視点を持ち、語り合うことが大事なのではないか。
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