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土の文明史
 
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土の文明史 [単行本]

デイビッド・モントゴメリー , 片岡夏実
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,940 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

土が文明の寿命を決定する!


文明が衰退する原因は気候変動か、戦争か、疫病か?

古代文明から20世紀のアメリカまで、土から歴史を見ることで、社会に大変動を引き起こす土と人類の関係を解き明かす。



見出しより

・土軽視される天然資源

・文明の寿命を決めるもの

・文明の歴史が取るパターン

・ダーウィンのミミズ

・生態系において土が果たす役割

・主要な穀物生産地域となる土の条件

・人種を作り出した気候変動

・農業社会がもたらした人口の爆発的な増加

・都市の誕生、階級の発生

・ローマ社会が土壌侵食を加速させてしまった理由

・鉄の使用

・フェニキア文明を滅ぼした過放牧

・メキシコの土が語ること

・1000年かかったローマ帝国崩壊からの回復

・ヨーロッパ農業システムの臨界、黒死病

・中世村落共同体の土地利用と所有の形態

・並外れて魅力的だったタバコという商品

・嵐に流される土

・泥から読み取れる侵食の証拠

・侵食被害を止めるインセンティブがない

・工業化された農業、商品化された土

・NASAが撮影した緑の五角形

・土壌化学の大いなる発展

・緑の革命とは何だったのか

・バイオテクノロジーの可能性

・マンガイア島とティコピア島の違い

・限られた農地の奪い合いがハイチを損なった

・キューバの驚くべき農業革命

・地球はどれだけ人を養えるか

・食糧生産の増加は可能か

・生態系・生命系として土壌を考える

内容(「BOOK」データベースより)

文明が衰退する原因は気候変動か、戦争か、疫病か?古代文明から20世紀のアメリカまで、土から歴史を見ることで社会に大変動を引き起こす土と人類の関係を解き明かす。

登録情報

  • 単行本: 368ページ
  • 出版社: 築地書館 (2010/4/7)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4806713996
  • ISBN-13: 978-4806713999
  • 発売日: 2010/4/7
  • 商品の寸法: 19.2 x 13 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 泥・ミミズ・肥料, 2010/7/21
レビュー対象商品: 土の文明史 (単行本)
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上)
といったジャレド・ダイアモンドの著書の内容を土に特化したサブテキスト、というのが第一印象。
実際、同じエピソードを取り上げたりもしている(装丁も何となく「銃〜」を意識しているようないないような)。
上記の本が好きなら文句無くオススメ。
一番印象に残ったのは、ロハスとかの胡散臭いイメージ・ビジネスや半ば宗教的な無農薬信仰とは全く違う立地点から
有機農業の可能性について科学的・実証的に考察している部分。ここは一読の価値有り。
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17 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 土壌は地球にとってヒトの表皮、この喪失は命に関わることを声を大にして主張, 2010/7/3
By 
団塊予備役 (東京都中野区) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 土の文明史 (単行本)
森林・植生の喪失が、気候変動や人為的等原因は種々ありますが国家文明の興亡と密接に関係することを論じる著書は数多い。この著書の特徴はそれを徹底的に「土、土壌」という観点から説明していることです。土壌は地球(大陸)表面のほんの数十センチから1メートルでしかない。ヒトの皮膚と同じ。しかし重要でその喪失はヒトや全ての生物の繁殖、生存にかかわることが良く理解できます。

歴史的なナイルの洪水、中東文明と人口増・集中・崩壊、欧州世界発展と農耕のトレードオフ、工業・産業化による土壌喪失の加速、中南米・南米文明と農耕、植民地とプランテーション、農耕と都市化のマイナス相乗効果、作物生産性と化学肥料、発展途上国と飢餓問題、漁業との関連、マルサス的人口の限界と新技術によるブレークスルーの歴史など、イースター島やギリシア・ローマからダーウインのみみずまで、よく使われる例(それ自体に目新しいものはありません)を網羅し「土、泥、土壌」に焦点を当てて分かりやすく説明してくれます。

土壌の喪失が文明興亡の直接原因か結果かはともかく、土には無機質(地殻、岩石)と有機物(菌、動植物等)がお互いに犠牲的(?)妥協をしてきた長い歴史と微妙なバランスがあり、その維持はヒトにとって自らの生命にかかわる問題なのですが、どうも「無尽蔵」「元々存在し、これからもずっとある」誤ったイメージがつきまといがちです。著者が言うように「進行する耕地と土壌の喪失は、増加する人口を縮小する土地基盤で養わなければならないという問題を生む」(第10章)のですが。ヒトのお肌同様、地球の土壌も真剣にケアの必要があります。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 人類60億人を地球は支えることができるのか?, 2011/1/30
レビュー対象商品: 土の文明史 (単行本)
泥・土壌が人類の文明を支えるために、どんなに大切であるか?そして、その割りに人は地面のことに関しては無関心である。多くの文明が崩壊していく、それには政治的な問題、そして戦争、森林破壊、気候変動などのいろいろな理由があるだろう。しかしながら、著者はそれらの文明崩壊の根底には、土壌の喪失が存在していることを指摘する。

肥沃な土壌、再生可能な農業が人口を支え文明を下支えする。過去のそういった実例がたくさんあるにもかかわらず、現代の多くの国々においても、土壌管理はなおざりにされ、土壌流出がつづいている。地球の人口は60億人を超え、未耕作地域はほとんどなくなっている。残っている場所も、熱帯雨林の脆弱な薄い土壌しかない。この60億の人口を支えるためにも、一刻も早く、土壌に注目した農業の哲学の変革が求められる。今ある耕作地の土壌を一寸たりとも喪失するわけにはいかない時期に来ているのではないか?

農耕に適する土壌は有限の資源である。文明寿命を決定する重要な要素であり、土にたいする哲学の変革がないと人類は危うい。ジャレド・ダイアモンド 「文明崩壊」「銃・病原菌・鉄」の論旨に対する。土・土壌からみた、続編のような本でした。多くの方に読んで頂きたい本だと思います。
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