私たちが贅肉めを取る、というより大自然の中に生きているという本然の姿に返れば、次のような土・水・火・風・空に分けて述べている。
土の章‥土(つち)のひびきは、生き方のひびき。体の内側に感じる遠い先祖の記憶。
野菜を食べるということは、土を食べること。バクテリアの住処・土はからだの親。
水の章‥長い長い雨の旅。土は大きな水タンク。森は大きな水タンク。木は大きな水タンク。
水は私の神様。遠い人とつながる海。昔の人と溶け合っている海。海は私の守り神。
火の章‥いのちは火山。いつ泣き出すか、怒り出すかわからない。母は火山を抱きしめる。
神様からのいただきものを大切にせず、戦争の名において自然を破壊している。
風の章‥日本は大きな風の交差点。南風と北風がぶつかり雨を降らせる。渡り鳥の通り道。
瞬間が生まれる時。絶望は希望の、死は生の、別れは出逢いの、冬は春の水先案内人
自然の形はいつも見えるものと見えないものとの対話が作り出した結果である。
空の章‥心の空をのぞく。雲がたちこめ空が見えない。理由のわからない不安、焦り、嫉妬
ゼロの原点に立つ。土の上に立って全身で働く。ゼロの地点にもう一度立つこと。
エピローグ‥土にいのちの花咲かそ。空という大きな傘の下で大地という大きな布団の上で。