寄席は1度、鶴瓶さん(ゲスト・柳谷歌録さん)のものしか見た事がありません。
演目は鶴瓶師匠の創作落語『青木先生』と上方落語の『らくだ』でした。
関西弁が聞き取り辛く、らくだはきちんと把握出来ませんでしたが、青木先生は大爆笑でした。
そもそも落語に興味を持ち始めたのは、彼が持っていた立川志の輔師匠の落語のCDでした。
一人で演じてるとは思えない、人物描写の巧みさ、そこから勝手に頭で連想させられる拝啓に圧巻。
それが落語に興味を持ち始めたきっかけでした。
話しが反れましたが、この圓生師匠の帯に『私のテキストです』と志の輔師匠が書かれているのを見付け、迷わず購入しました。
作品は大きくは2つの演目に別れていますが、表題の真景累ヶ淵は何編にも別れていて、大長編作です。
ぞっとするようなお話ですが、けして怪談噺ではなく、その時代の背景や階級に分かれた人々の生活がまじまじと伝わって来ます。
たまに圓生師匠の雑談も入りますが、これも噺に何の影響も与えず、むしろより面白さが増します。
沢山の登場人物が出てくるの上に、長い噺。一人で演じきる圓生にアッパレです。
また落語を見慣れてる方は、その圓生の落語を語る姿を想像しながら読めるでしょうし、落語初心者でも、こんなんだったんだろうなぁと想像しながら読み進められ、全く落語を知らない方は、時代小説としても読める作りになっていると思います。
いきなり3から読んでしまいましたが、1、2もこれから読みたいと思います。
誰か演じてくれないかなぁ〜…