著者はソフト・パワーやスマートパワーを提唱してすっかり有名になったジョセフ・ナイ氏。
著者自ら教科書といっているように本書はリアリズム、リベラリズム、コンストラクティヴィズム3つの学説をバランスよく紹介しています。
結論から言えば、そのどれか一つの立場からのアプローチでは不十分だそうです。ですから、著者の分析は極めて慎重です。
内容はペロポンネソス戦争から始まり、1648年以後のウェストファリア体制、ウィーン体制、ヴェルサイユ体制を経て、
第二次世界大戦、情報社会とテロ社会。網羅している範囲は広くこれ一冊で国際関係の変遷を概観することができます。
※ちなみに、前の版からの変更点は少ないので、わざわざ買い換える必要はないと思います。