BISが設立されるまでの経緯から始まって、
第二次世界大戦が終わって1947年になるまでの活動状況やさまざま内部事情を
詳しく知ることができます。
BISについての日本語文献はとても少ないので、貴重な資料だと思います。
私は国際金融の専門家ではありませんからアカデミックな評価はできませんが、
金融の世界を理解しようと思ったら、BISは外せないアイテムだと思います。
読み物としても興味深いことがたくさん書かれているので内容には大いに
満足しました。
第二次世界大戦のさなかに、お互いに戦っていた英独仏伊米日などの中央銀行の幹部たちが
中立国スイスのバーゼルに集まっていて、「共通の使命を課された人々の間に成り立つ
相互信頼」に基づいてともに働いていたという事実が、印象的であり不思議な感じもします。
私のような素人が読んでも、中央銀行が果たしている重要な機能のいくつかについて学ぶことができます。