日本人で初めて国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する若田光一宇宙飛行士による宇宙ステーションや宇宙飛行士の事が良くわかる本。
本書を読んで印象深かったのはISSにおいてロシアの役割が思っていたより大きい事。
ISSに宇宙飛行士を運ぶのにソユーズ宇宙船を使うのは言うまでもなく、ISSのトイレや酸素供給装置、二酸化炭素除去装置もロシア製。また英語だけでなくロシア語も宇宙ステーション運用の共通語となっており、宇宙飛行士はロシア語もマスターしなければならない。
若田氏はロボットアーム操作のスペシャリストであり、その操作についても詳しく書かれているが専門用語が多くちょっとわかりにくい。
宇宙飛行士の地上での様々な訓練も興味深いものであり、これから宇宙飛行士をめざす人にとって必読の一冊。