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国際ビジネス勝利の方程式 「標準化」と「知財」が御社を救う (朝日新書)
 
 

国際ビジネス勝利の方程式 「標準化」と「知財」が御社を救う (朝日新書) [新書]

原田節雄
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

なぜ技術力のある日本企業が世界で勝てないのか? 産・学・政・官が鎖国状態にあるからだ。ソニーで商品戦略や海外渉外を担当し、ワールドワイドな「国際標準化」組織の要職を務める著者が、世界市場を制覇するノウハウを伝授する。

内容(「BOOK」データベースより)

技術力で独自の進化を遂げた日本国内産業だが、「政・産・学・官」すべてが鎖国状態にある。突破のカギは、「国際標準化」と、「知財」の活用だ。国際標準の専門家が、日本経済復活の法則を伝授する。

登録情報

  • 新書: 256ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (2010/11/12)
  • ISBN-10: 4022733640
  • ISBN-13: 978-4022733641
  • 発売日: 2010/11/12
  • 商品の寸法: 17.4 x 11 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
原田さんは、国際規格作成で数々の実績を上げた方である。本書には、学会、官界、産業界等への一切の遠慮なしに、長年の実績に基づいた著者の本心が書かれている。おそらく、規格協会主催の講演会で聴くことができた原田節が、本になったのだと思われる。
今日の日本社会のいろいろの問題点が、国際規格の観点から、すっきりと書かれている。政府系の組織の潤沢な資金に頼る代りに、それなりの政治に巻き込まれることを是として生きていくか、自分の実力、知力で正々堂々とわたりあって、かつ師を求めて海外にも当然のごとく出ていく生き方を選ぶか、という選択をせよ、と説く筆には、かなりの迫力がある。従って、英語を勉強することは当然であって、そのためには、どのような方法が良いかも、説明している。
国際規格活動は、技術屋が持ち得る国際的な政治活動である。若い時の純粋な技術者から、技術屋として社会に目を開いて行く段階で本書を読むことができれば、その後の人生をどのように過ごしていくのかを考えるヒントには、大いになると思う。今日の日本の閉塞感を克服するヒントが書かれていると言っても、言い過ぎではない。それくらい、国際ビジネスの成功には、国際規格が必要になっているということが、順々と説かれている。
向上心に燃える若いエンジニアに是非とも読んでもらいたいと思う。但し、著者の要求レベルは高い。易きにつく人生を選ぶか、高みを目指す人生を選ぶか、技術者として良く考えよ、と決心を迫る本でもある。
原田さんは、12月でIECのSMBを退任されるが、是非ともその知恵を次に生かす工夫を、その筋の方々が考えてくださるよう、是非ともお願いしたい。
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いろいろな事象を整理するときに、やっかいなのが時間軸の介在だと思います。
本書では、多数の対比表とともに、「誕生⇒成長⇒成熟」や「貧困⇒成長⇒富裕」という時間軸のテンプレートが随所で喚起されているので、自分の立ち位置さえしっかりと把握できれば、自ずと解を導くことができると感じました。これが、本当の「実務書」なのだな、と思った次第です。
いまの日本は、過去の加速預金でかろうじて前進しているだけで、エンジンブレーキがかかっているような状況だと思います。もう一度、快適なドライブを享受するためには、動いているうちに再びアクセルを踏みたいものです。いったん停止した自動車を始動させるためには、バッテリーに大きな負荷がかかってしまうのですから。では、アクセルの踏みどころは、どこなのか?
本書の「日本企業は、黒衣に徹し、自分の掌の上で欧米企業に踊ってもらう」という立ち位置こそが、「アクセル」の踏みどころ、だと思います。ここがぶれたら、どれだけアクセルを踏んでも単なる暴走で終わってしまう…諸外国から切符をきられてあえなく免停という結末になると思います。

立場、職業を問わず、今の日本を憂いている人、今アクションを起こさなければ大変なことになると感じている人は、全員この本を読んで欲しい、少なくとも、この本に書いてあることを共通言語にして欲しい、と思います。
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もし、あなたが標準化を業務としているのなら、本書はその意義について深く考えさせてくれます。もし、あなたが標準化について知りたいと思っているのなら、本書は皮相的な知識ではなく、その奥深さと実践の醍醐味を教えてくれます。標準化の経験者にも初心者にもお薦めの一冊だと思います。
かく言う私は、企業から給料を貰いながら工業会でISO国際幹事の仕事をして、自分は企業人なのか団体職員なのか、あるいは、利益追求をするべきか公正な幹事業務を心がけるべきかと悩んでいました。標準化の持つ二面性ゆえ、私のような悩みを持つ人は多いのではないだろうかと思います。本書の著者は、二分法等の分類手法を駆使して、読者に広い視野を説いてくれます。そして、その中での自分の立ち位置について色々考えさせられました。
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