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国銅〈上〉
 
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国銅〈上〉 [単行本]

帚木 蓬生
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

長門産の極上の銅を命がけで掘りだし、精錬し、舟で運び、鋳込む。若き国人も初恋の人、絹女に見送られ、十四人の仲間とともに都へ向かった。一たび故郷を後にすれば、再会かなわぬことも覚悟して…。着想から十年。「名もなき使い捨ての人足がいたはずだ。どうしても描いておかねば…」。著者のたぎる想いが胸をうつ、堂々の天平ロマン、ついに結実。

内容(「MARC」データベースより)

極上の銅を命懸けで掘り出し、精錬して鋳込む。若き国人も仲間と共に都に向かった…。奈良の大仏造りに身を捧げ、報われずに散った男達の深き歓びと哀しみを描く大平ロマン。

登録情報

  • 単行本: 317ページ
  • 出版社: 新潮社 (2003/06)
  • ISBN-10: 4103314117
  • ISBN-13: 978-4103314110
  • 発売日: 2003/06
  • 商品の寸法: 19.2 x 14 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 672,264位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yass
形式:単行本
タイトルが意味深で、内容はどうかなあと思って読み始めましたが、止まらなくなりました。国人(くにと)を巡る人物の描写が素晴らしい。大仏の建立を題材にして、これほど普通の人を描ききるとは考えもしませんでした。仏を作る人たちが、自らも仏になっていく過程が、そしてラストシーンが感動です。
久々に歴史小説に感動しました。
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By なんちゃって、お遍路くん トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
石を切り出し、溶かして、棹銅をつくる。それを都に献上するが、どう使われるかは わからない。
そんな作業を繰り返す毎日の中で 仲間や友人と触れ合い、兄や友人との死別を経験しながら 青年・国人 は成長していく。
ある日、都の大仏造立に向かう。当時の旅は、生きて都に行き着けるか、ましてや帰れるかもわからない。そんな不安を胸に
仲間と旅立つ。旅の途中で仲間を失う。そんな旅の様子が 淡々と語られていく。

この物語に英雄はでてこない。
自分の運命や役割をしっかりと受け止めて 黙々とできることをやりながら成長していく青年の姿があるだけ。
静かに、静かに物語りは進む。 
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
苦役の中で人として生きていくために、「人との出会い」がいかに大切なものであるか、「人の生きがい」とは何か・・・多くの出会いと別れを描きながら、物語は「自然」に流れてゆく。大仏造りの材料となる「銅」はどのようにつくられるか?大仏はどのように造られるのか?奈良時代の「旅」とは?人々の「食べ物」とは?薬草とは?病気とは?障害とは?・・・時代考証というおおげさな言葉は必要ないが、当時の人々の生きる姿がありのままに描かれており、興味をそそられる。まもなく平城京遷都1300年を迎えるが、この物語をヒントに「奈良時代の健康と食」などという歴史体験ツアーが企画されることを期待したい。
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最近のカスタマーレビュー
お金と食べ物の描写がよーーく出てきますね
知人の好きな小説とのことですすめられました

見た感じ... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: よっしー
いつかまた大仏を見に行きます
私にとっては小学校の修学旅行で1度見たことがあるだけの奈良の大仏にこんな背景があったのだと初めて知りました。当然まだ機械化されているわけではなく、何もかも人手で行... 続きを読む
投稿日: 2009/11/16 投稿者: みなみ
奈良へ行きたくなった。
ケン・フォレットの「大聖堂」は、イギリス十二世紀の物語だが、時代を遡ること約四百年前、天平の世の日本では、東大寺大仏建立のため日本各地から奈良の都に使役として人足... 続きを読む
投稿日: 2009/10/20 投稿者: 河童の川流れ
ひたすら働いた奈良時代の労役夫の真実
一介の労役夫が読み書きができたり、薬草の知識があるというのに不自然さを感じる人もいるかもしれませんが、物語は淡々と進んでいきます。だからこそこの物語にリアリティが... 続きを読む
投稿日: 2007/8/18 投稿者: 万年筆
大仏、見に行っちゃいました
この小説を読んだのがきっかけで、修学旅行以来15年ぶりに奈良の大仏を見に行ってしまいました。小説自体はややご都合主義的な部分も感じましたが、当時の賦役に従事した人... 続きを読む
投稿日: 2005/8/16 投稿者: nameo
感動の大作!
1200年以上も前、あの巨大な仏像を人の力だけで作り上げる。その労働がどんなに過酷だったことか!また、たとえ無事に労役を終えたとしても、国元にもどれる保障はどこに... 続きを読む
投稿日: 2005/5/9 投稿者: ゆこりん
「男達の物語」ではあらず!
本書はNHKの某テレビ番組と違います。希望の星なんかありません。ただただ、苦役に耐える人足達の物語。けれど、そんな中にも救いはある。男達がいちいち立ち上がってヒー... 続きを読む
投稿日: 2003/8/17 投稿者: 読むべ氏
感動の一言!
この時代に生きていた人々が何を食べ、何を着て、また何を考えて生きていたのかがその息遣いと共に伝わってくるような名作です。この時代の、庶民、それも底辺に近いところで... 続きを読む
投稿日: 2003/7/10 投稿者: トモトモ
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