上巻から続く。
輸入凸型機関車EC40形12両と、国産デコチン機関車ED40形14両の計26両でようやく全列車が電気運転に移行した碓氷線であったが、さらに輸送力アップのため機関車の大型化をはかるべく、参考車両として大正15年に輸入されたのがスイス製のED41形2両。横川側妻面は後退角がついた折妻デザインでスマートさが際立つ(軽井沢側は平妻)。ED41輸入後は碓氷線では3機種の電機を混在運用しており、どの機関車なら何t牽ける、どれとどれの組み合わせなら何t牽けると現場の機関車運用管理はさぞ大変だったと思うが、写真でもED41+ED40+EC40+客車というものが見られ、その凸凹ぶりが楽しい。このED41を徹底的に研究して昭和8年に国産製造されたのがアプト式の真打ちED42。中巻はその誕生の経緯とその構造まで。その活躍は
下巻に続く。