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最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
産経新聞に連載された記事をまとめたもの。,
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レビュー対象商品: 国連幻想 (単行本)
「United Nations」=「連合国」であって「国際連合」という造語とこの誤訳の意味を考えれば日本と国連の関係というのは自ずと姿が見えてくる。
本書は国連が抱える問題点をおよそ思いつく限り網羅的に取り上げているので常任理事国入りとか分担金とか集団的自衛権など国連がらみのホットなトピックをさらっと流すには良い本。ただし産経新聞的なバイアス?により国連の有用性への言及部分が極端に少ないのは気になります。 その成り立ちゆえ、日本の国益という観点からはどうしても国連に対しネガティブな内容が中心になるのは致し方ないのかも、なんですが。
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
国連は外交手段の一つ。救世主でも裁判官でもありません。,
By 大和田戸田書店 (旭が丘) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 国連幻想 (単行本)
国連を、地球人類における救世主や裁判官だと考えている多くの国民・
政治家に読んで欲しい一書です。本書は、国連は、各国のエゴの集まりで あり、国際問題の解決手段としては甚だ無力であることを諭します。ボスニ アやソマリヤの人民虐殺、イラク戦争などの諸問題、中国とロシアの拒否権 の乱発。日本に目を向けると、国連分担金の全体の20%を負担しているに もかかわらず、いまだに残る敵国条項。さらに方針を決定する常任理事国か らは蚊帳の外。北朝鮮による日本人拉致問題にしても国連が力を発揮する 状況ではありません。国連は日本を守ってはくれません。 著者は、このような現実を踏まえて、国連の虚構的参例を捨てて、国連 を外交の一つの道具として扱っていくことを提言します。私は、このスタンス に賛同します。
47 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
「つっこみ」が足りない,
By 鉾西 (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 国連幻想 (単行本)
それなりに面白く読めた。一般向けの本としては、国連の「内幕」ものとして悪くないと思う。が、「つっこみ」が足りないという印象も受けた。本書の中心的主張は、国連が実態として「弱い組織」であり、この事実を多くの日本人が知らないという点である。これは本書の中でも、頻発する国際紛争に対して「国連が有効な措置がとれなかった」という数々のエピソードを通じて繰り返し主張される。しかし「国連がなぜ有効な措置がとれないのか」という問い立てる時、国連の「弱さ」を国連のみに帰する本書のスタンスは、不十分だと言わざるを得ない。なぜなら、国連の「弱さ」の根本には、加盟国、特にアメリカをはじめとする大国が国連に敬意を払っていないことがあるからである。やや言い過ぎかもしれないが、国連が「弱い」のは、大国が弱い国連を望むからであり、他方国連が強くなるのは大国が国連の利用に一定の利点を認めるからである。実際、大国の「道具」としての機能した「強い」国連も歴史的には存在している。
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