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国語審議会─迷走の60年 (講談社現代新書)
 
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国語審議会─迷走の60年 (講談社現代新書) [新書]

安田 敏朗
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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国語審議会─迷走の60年 (講談社現代新書) + 「国語」の近代史―帝国日本と国語学者たち (中公新書)
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商品の説明

内容説明

正しく、美しいのは国語、それとも日本語?常用漢字、仮名遣い、敬語……。みんなが従うべき「規範」を作るのはいったい誰か。なぜそんなことが許されるのか。面白くも哀しいドタバタ劇は敗戦から始まる。

内容(「BOOK」データベースより)

正しく、美しい国語はどこに?漢字制限、仮名遣い、敬語…。面白くも哀しいドタバタ劇の数々。

登録情報

  • 新書: 296ページ
  • 出版社: 講談社 (2007/11/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062879166
  • ISBN-13: 978-4062879163
  • 発売日: 2007/11/16
  • 商品の寸法: 16.8 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ishilinguist トップ500レビュアー
形式:新書
 構想において、同著者の一連の著作と軸を一にしたもの。特に「国語審議会」の歴史に焦点を当てて、言語と政治のかかわりについて見ていく。
 氏特有のシニカルというか左派・批判的な視点から、膨大な人物が次から次へと登場していく。言語というものに政治がどうかかわっていくことができるか、そもそもそうするべきなのかどうか、考えさせられる。やや文体が読みづらく、意図的であろうが「ではどうすればよいのか、あなたはどう考えるのか」という点について明確な著者の提案はない。この点ですっきりしないことも多い。
 少なくとも資料としては参考になる点が多く、問題は本書を踏まえて、「国語」なるものについて我々がいかに考えていくかということである。
 
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 宣長さん トップ50レビュアー
形式:新書
 サブタイトル「迷走」がすべてを物語っている。簡単に言えば、伝統尊重か、合理化か。歴史派か現在派か。そのせめぎあいこそ戦後の国語政策の対立概念であった。

 かつての臨時国語調査会後を承けて1934年設置された。現在のものは、戦後1949年文部省設置法に基づいて設置されたものである。国語の改善、国語教育の振興、国字・ローマ字・仮名遣い等に関して調査・審議し、政府に建議するわけであるが、有識者から選ばれた委員の間で対立・論争・齟齬があった。内幕を暴露するほどの面白さはないが、敗戦を奇貨として、漢字の廃止、ローマ字化を目指す急先鋒から「ことばに手を出すな」「歴史的仮名遣い」墨守派まであったようである。抗議の退席・委員脱退をした中島健蔵・舟橋聖一・塩田良平・宇野精一・などなつかしい名前と写真が載せられている。(本書には上田万年はじめ時枝誠記・新村出など22名の貴重な顔写真が載せられている)

 1962年国語審議会は文部省の諮問機関になり、1968年には文化庁に事務移管された。1981年、これまでの当用漢字(1850字)から常用漢字(1945字)という目安が定められた。是非善悪を鋭く論じ問いつめる論調ではないにしても、「迷走」ということば選びには鋭い批判が隠されている。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
何と言ふか 2007/12/22
By 拳王
形式:新書
国語審議会の「迷走」ぶりを追つてゆく筆致はなかなか鋭利なものですし、「そもそも国語を政策的に扱はうといふこと自体が間違つてゐる」といふ主張にも説得力があります。
しかし、その著者の文章自体がひどい悪文であることをどう考へれば良いのでせう。いや、文章が下手であるとか、さういふレベルのことではない。主語述語の対応、係り受けの関係がまるでなつてゐない、真性の悪文なのです。読み解くのにえらく苦労しました。
著者が悪文を書き連ね、それをチェックできる編輯者もゐない。さういふ「国語」の状況を身をもつて体現した本であるとでも考へるしか無ささうです。
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