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国芳一門浮世絵草紙 侠風むすめ (小学館文庫)
 
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国芳一門浮世絵草紙 侠風むすめ (小学館文庫) [文庫]

河治 和香
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

浮世絵師歌川国芳と娘登鯉をめぐる人間模様
前作『笹色の紅』で評論家の絶賛を浴びた新鋭作家の、ほのぼのおかしくて、ちょっとせつない書き下ろしシリーズ第1作。 天保の改革で、贅沢なものが次々と禁止になるさなか、見事な戯画で大人気を博した歌川国芳。ついには国芳も奉行所に呼び出され、顔見知りらしかった遠山の金さんと全面対決へ。さて、その顛末はいかなることに!? 国芳と妙ちきりんな弟子たちとが織りなす浮世模様を、国芳の娘の絵師・登鯉の目から格調高く描く。

内容(「BOOK」データベースより)

前作「笹色の紅」が評論家に絶賛された新鋭が、鉄火肌の浮世絵師国芳と、脳天気な弟子たちの浮世模様を娘の女絵師登鯉の目から描いた、ほのぼのおかしくて、ちょっとせつない書き下ろしシリーズ第一作。国芳の娘登鯉は、刺青が大好きで博奕場にも平気で出入りするような“侠風”な美少女。一方で、天保の改革を鋭く諷刺した国芳は、とうとう北町奉行所に召喚されてしまう。

登録情報

  • 文庫: 288ページ
  • 出版社: 小学館 (2007/5/10)
  • ISBN-10: 4094081674
  • ISBN-13: 978-4094081671
  • 発売日: 2007/5/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 109,596位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 筆者こそが絵師かも, 2007/6/10
レビュー対象商品: 国芳一門浮世絵草紙 侠風むすめ (小学館文庫) (文庫)
ありとあらゆる贅沢を禁じた天保の改革。独創的な絵師、歌川国芳一派も、使用する色数を制限を受けたり、絵を描く機会を奪われたりして商売あがったりだが、これをあの手この手で切り抜けていく。そんな様子を国芳の娘、登鯉(とり)の目から活写した秀作です。話がどんどん進展するというタイプの小説ではないですが、時代考証がしっかりしているのと、ほんとうにこういうふうだっただろうなと思わせる生き生きとした江戸弁と、またちゃっかりとしている歌川国貞との生き様の違いの際出せ方、また、生首・刺青・千社札などといった道具立ての使い方のうまさで、この小説世界それ自体が「絵」のようで、魅きつけるところ大です。このころのお奉行、遠山の金さんなんかとの絡みもあって楽しい(若干伏線の張り方につまずきがみられますが)。次回の「絵」にも注目したいです。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 侠風とは、いと可愛いものなり。, 2007/8/16
By 
餅太郎 ((東京都新宿区)) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 国芳一門浮世絵草紙 侠風むすめ (小学館文庫) (文庫)
浮世絵というと、あの巨大な骸骨が襲いかかってくる国芳の「相馬の古内裏」が、
最初に強烈に印象をうけたものだったりしたので、その門弟、娘が活躍するという小説を、
『秋の金魚』『笹色の紅』の河治和香がどんなふうに書いているのか、
とても気になって読みました。

まずは、「こんな人だったのね」と思わず納得させられてしまった、国芳がいました。
ちゃきちゃきの江戸っ子で、単純だけどちょっとひねくれたところもある、
そんな国芳像に、浮世絵も、今までよりも親しみをもって見られるようになりました。

そして、なによりもよかったのが、娘の登鯉(とり)。
タイトルの「侠風」は、「きゃんふう」と読ませますが、
気が強くて跳ねっかえりなのに、純情なこの「おきゃん」な登鯉が、
溌剌と描かれています。
とくに、彼女の心もからだも込みこみの純情な恋愛に、
おじさんである私は、ほんとうに可愛らしく思えてなりませんでした。

未読の方はご一読あれ!
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 うまくなってる, 2007/7/24
レビュー対象商品: 国芳一門浮世絵草紙 侠風むすめ (小学館文庫) (文庫)
友人から紹介されて著者の作品はデビュー作の秋の金魚から読ませていただいていますが、ストーリー展開とか段々上手になっておられます。時代考証は相変わらずとてもしっかりしていて、自身が江戸時代にタイムスリップした感じで楽しく読めます。
私からすると、「どうしてそこで意地をはるかなぁ?」ともどかしくなるような主人公の、おきゃんで、しっかり者で、それでいて「おんな」を感じさせるキャラクターは著者の反映なのかしら?
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