元国税局の調査官の著者がその経験を基に書いた日本の会社の実態。
そもそも、社長に向いている人・そうでない人、あるいは個人事業で経営する方がよいのか、法人成りをして会社組織として経営をした方が良いのか、伸びる会社は税務調査に入ったときにどのような対応をするのか、はたまた会社の状態が思わしくない時一番最初にやめるのはどの部署の人間かなど、著者の経験されてきたところを余すところなく書かれています。(ただし、元公務員なので当然守秘義務がある関係上、ちょっと設定を変えざるを得ないところもあったようです。)
しかし、結局のところ会社を構成しているのはヒト。
本書のタイトルからしますと、社長にばかりスポットが当てられている印象を持ってしまうかもしれませんが、あとがきの部分で著者は会社をうまく切り盛りしていくにはこのことも重要だと言及されています。
経営に携わられている方、またそうでないサラリーマンも一読の価値はあるかと思います。