非常に興味深くかつ面白い本でした。
金融関係では、FX脱税の磯貝さんとクレディスイスの件について掲載されていました。
クレディスイスの件は、読んでいて違和感というか、一罰百戒のために査察の強引過ぎる展開が気になりました。
最近は、財務省が各国のタックスヘイブンとも租税条約を締結してきており、「脱税許さない!」の本気度が伝わってきています。庶民やプチ金持ちに対する取り締まりは非常に厳しくなってきていますが、政治家の脱税となるとザルというか法律改正でもしないと穴だらけの気がします。
鳩山さんの秘書だった上杉隆さんが著書『
だからテレビに嫌われる』『
世襲議員のからくり (文春新書)』で記していますが、政治家はある条件を満たせば多額の相続税は無税で済ませることができます。
親が政治家だった場合、政治団体を作って資産を移します。
そして、子どもも政治団体を作って「将来立候補します」という意志表示をしておくだけで、政治団体から政治団体への資金移動は無税で出来るそうです。
で、将来立候補しなかったとしても、おとがめ無しとか。
二世三世と資産がまったく目減りせずに引き継がれていく、恐ろしい仕組みです。
なので、昨今の相続税の改悪(控除額5千万から3千万に減額)も彼らには何の関係もないようですよ。
国税局とその上の財務省には、庶民をいじめる前に、まずは本丸を攻めて欲しいです。
上杉隆さんが述べている記事がダイヤモンドでも読めます
「自民党の歴代総理も多くは「脱税王」」を検索ボックスにコピーして検索してみてください。